夕刊:2017/07/13

米株高を受け反発して寄り付くも円高が重石となり日経平均は前日比ほぼ横ばい。

為替
NY時間でイエレンFRB議長の議会証言での発言がハト派的内容だったことから米債券利回りが低下したことでドルが売られ円高ドル安が進んだ流れを受け13日の東京為替市場のドル円相場はNY終値より若干ドル高円安の1ドル=113円30銭前後で取引が始まった。日中取引では株式市場の続伸でやや円安に振れ、一時113円50銭台へドル円は切り返したもののその後、時間外取引の米10年債利回りが低下したことから円が強含みとなりドル円は113円台を割り込んだ。午後は日経平均が下げに転じたことからリスク回避の円買いが進みドル円は一時112円80銭台まで水準を切り下げた。その後時間外取引の米10年債利回りの低下が一服したことでドル円はやや値を戻し113円近辺でもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=113円00銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場がイエレンFRB議長の発言で早期の利上げ観測が後退したことからハイテク中心に買いを集めNYダウ、ナスダック共に大幅続伸したことを受け、13日の東京株式市場は情報通信・電気機器などのハイテク銘柄中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比78円90銭高の20177円28銭と反発して寄り付いた。寄り後は、米長期金利の低下で日米金利差拡大への期待が後退したことからメガバンクなど金融株が下げに転じ、日経平均は伸び悩みとなり次第に上げ幅を縮小させた。前引けの日経平均株価は前日比30円50銭高の20128円88銭で取引を終了した。後場は前引けよりやや上げ幅を縮小して寄り付いた後、日経平均は円高進行を嫌気した売りに押され一時前日終値を下回る場面もあった。売りが一巡した後は持ち直し前日終値付近でのもみ合いとなり、日経平均株価は前日比1円43銭高の20099円81銭とほぼ横ばいで引けた。
貴金属
金先限帳入値は4438円(前日比-5円)。銀先限帳入値は58.2円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3341円(前日比+24円)。パラジウム先限帳入値は3022円(前日比+9円)。前日のNY金が米長期金利の低下とドル安を受け続伸したものの東京金は円高が嫌気され売り優勢となり小幅続落して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇と円高による割高感が綱引きとなり寄り値近辺でもみ合いとなった。プラチナはNYの大幅高を受け買いが優勢となり続伸して寄り付いた。寄り後は円高とドル建て現物相場の堅調で売り買い交錯となり高値圏でもみ合いを続けた。
石油
原油先限帳入値は33700円(前日比-530円)。ガソリン先限帳入値は47780円(前日比-410円)。灯油先限帳入値は49520円(前日比-450円)。東京原油は3日ぶりに反落した。前日のNY原油がEIAの週間在庫統計の発表を受け続伸したあと伸び悩み上げ幅を縮小させて引けたことやNY原油夜間取引が弱含みとなったことから東京原油は利益確定売り先行で始まり反落して寄り付いた。その後も円高に上値が抑えられ戻りも鈍く弱含みで推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は199.9円(前日比-1.9円)。前日の上海夜間取引が前日比変わらずとなったことから東京ゴムは東京夜間取引とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は3カ国協議が先送りとなったことで新規材料難から様子見ムードが強く商いが細り気味となる中、日中取引の上海ゴムの動きに追従するかたちとなり198~200円の狭いレンジの中で往来相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22540円(前日比-510円)。大豆先限帳入値は49500円(前日比-1160円)。コーンは前日のUSD需給統計で期末在庫が事前予想を上回ったことが悪材料視されシカゴコーンが急落した流れを引き継ぎ続落して始まり円高とシカゴ夜間取引安を受け下げ幅を拡大させた。大豆も前日のシカゴ安とシカゴ夜間取引の軟調を受け手仕舞い売りに下押され4桁超の大幅続落となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米6月卸売物価指数(PPI)(前月比)(予想0.0% 前回0.0%)
21:30米6月卸売物価指数(コア指数)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.3%)
21:30米新規失業保険申請件数(予想24.5万件 前回24.8万件)
23:00米イエレンFRB議長発言

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