夕刊:2017/07/20

日銀金融政策決定会合無事通過を受け円安ドル高進み、日経平均は続伸。

為替
20日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY終値と同水準の1ドル=111円80銭前後で取引が始まった。日中取引では日銀金融政策決定会合とECB理事会の結果待ちで見送り姿勢が強まる中、111円80銭近辺でもみ合いを続けていたがその後日経平均が上げ幅を拡大し堅調に推移したことからやや円売りドル買いの動きが強まりドル円は112円前後までレンジを切り上げた。午後は日銀金融政策決定会合の結果が公表され金融政策の現状維持と物価2%達成目標の先送りが決まったことを受け円安ドル高が進みドル円は112円10銭台後半まで上昇した。5時15分現在、1ドル=112円15銭。
株式(日経平均)
20日の東京株式市場は前日のNY株式市場でNYダウ、ナスダック共に最高値を更新したことから買い安心感が広がりハイテク銘柄中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比26円04銭高の20046円90銭と小幅続伸して寄り付いた。寄り後は日銀金融政策決定会合を前に見送りムードとなる中、円高が重石となったものの好業績が期待される内需関連の中小型株などへの買いで日経平均を押し上げ一時2万100円台を回復した。前引けの日経平均株価は前日比71円28銭高の20092円14銭で取引を終了した。後場は日銀金融政策決定会合の結果が公表され日銀による「異次元金融緩和政策」の継続が確認されたことを受け更に円安が進んだことから日経平均は上げ幅を拡大させ前場の高値を上回り堅調に推移した。大引けの日経平均株価は前日比123円73銭高の20144円59銭と続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4457円(前日比-3円)。銀先限帳入値は58.9円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3320円(前日比-20円)。パラジウム先限帳入値は2997円(前日比-14円)。東京金は円高を受け売り優勢で始まり小反落して寄り付いた。寄り後ドル建て現物相場の下落で上値が抑えられ下げ幅を拡大させたあとは円高一服でやや値を戻し寄値近辺でもみ合いとなった。プラチナはNY安と円高が嫌気され売り優勢で始まった後、ドル建て現物相場の軟調で戻りは鈍く弱もち合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は34670円(前日比+700円)。ガソリン先限帳入値は48710円(前日比+500円)。灯油先限帳入値は49980円(前日比+260円)。原油は大幅続伸した。前日のNY原油がEIAの週報で原油在庫が減少したことを手掛かりに続伸した流れを受け東京原油も買いが優勢となり大幅高で寄り付いた。その後NY原油夜間取引がやや弱含みとなったものの円高一服や24日開催されるOPEC共同閣僚監視委員会で原油価格を押し上げるための追加策が議論されるとの見方から買いを集め上げ幅を拡大させた後、底堅い動きで推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は216.2円(前日比+8.5円)。東京ゴムは大幅続伸した。前日の上海夜間取引が大幅高となったことを受け東京ゴムは買いが優勢となり反発して寄り付き、上海ゴムの日中取引が上げ幅を拡大させたことから東京ゴムは売り方の買戻しを巻き込みながら下値を切り上げ一段高となった。高値(5/24)236.7円から安値(6/7)178.8円までの下げ幅の3分の2戻しの水準の217.4円を一時上回ったもののその後は利益確定売りに押され上げ幅をやや縮小させて取引が終了した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22320円(前日比-40円)。大豆先限帳入値は49440円(前日比+140円)。前日のシカゴコーンは続伸したものの東京コーンは円高を警戒した売りに押され小安く寄り付いた後シカゴ夜間取引安から買い手控えられ小幅安のまま動意薄となった。大豆はシカゴ高を受け続伸して寄り付きシカゴ夜間取引安を受け上げ幅を縮小させた後、商い見送られ玉次第の展開となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週比)(予想24.5万件 前回24.7万件)
21:30米7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想23.7 前回27.6)
21:30欧ドラギECB総裁定例記者会見
23:00米6月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.4% 前回+0.3%)

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