夕刊:2017/07/24

NY株安と円高進行が嫌気され日経平均は続落。

為替
21日のNY為替市場で米株安と米長期金利の低下でドル安円高が進んだ流れを受け24日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY終値よりやや円高水準の1ドル=110円90銭台で取引が始まった。日中取引では安倍政権の支持率低下やトランプ大統領のロシア疑惑など日米の政局不安からリスク回避の円買いが進みドル円は一時110円70銭台後半に下落した。円高が一巡した後はドルの買戻しが入りドル円は下げ渋り111円近辺まで値を戻したもののドル円の戻りは鈍く110円90銭台後半から111円10銭前後でもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=111円13銭。
株式(日経平均)
24日の東京株式市場は欧米株安や円高進行が嫌気され輸出関連株中心に幅広い銘柄が売り優勢となり、日経平均株価は前日比126円08銭安の19973円67銭と続落して始まった。寄り後も円高が圧迫要因となり米長期金利の低下を受けメガバンクや保険株などの金融株が軒並み下落し市場心理を悪化させ、日経平均は下げ幅を拡大させた。前引けの日経平均株価は前日比172円46銭安の19927円27銭で取引を終了した。前場終了時点での業種別株価指数は繊維製品、鉄鋼の2業種を除く31業種が下落しほぼ全面安商状となった。後場は前引けと横ばいで寄り付いた後、日銀によるETF買い付けの思惑から押し目買いを誘い日経平均は下値を切り上げ下げ幅が徐々に縮小した。大引けの日経平均株価は前日比124円08銭安の19975円67銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4468円(前日比-4円)。銀先限帳入値は58.8円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3333円(前日比-4円)。パラジウム先限帳入値は2938円(前日比-34円)。東京金はNY高と円高が相殺されやや売り優勢となり小幅安で寄り付いた。その後円高進行に上値が抑えられたもののドル建て現物相場が底堅い動きとなったことから下値には押し目を買う動きも見られ小安く推移する中で下げ幅は限定的だった。プラチナはNY高と円高で売り買い交錯し前日比変わらず水準で始まり円高進行で下げ幅をやや拡大した後ドル建て現物相場の底堅さから次第に下げ幅を縮小させた。
石油
原油先限帳入値は33280円(前日比-930円)。ガソリン先限帳入値は47420円(前日比-770円)。灯油先限帳入値は48300円(前日比-970円)。原油は大幅続落。先週末にNY原油が急落した流れを受け東京原油は売り優勢で始まり続落して寄り付いた。寄り後も円高に上値が抑えられる中、24日のOPEC・非OPEC加盟国の共同閣僚監視委員会で原油価格を押し上げる追加的対応策は勧告されないのではとの憶測が流れそれに対する警戒感から下げ幅を拡大させ一段安となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は209.3円(前日比-5.2円)。円高と原油安が嫌気されたことに加え上海夜間取引安を受け東京ゴムは売り先行となり続落して始まった。寄り後日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大させる格好となりそれに連れて東京ゴムも下げ足を速め一時207円を割り込む場面もあった。その後上海ゴムが値を戻すと東京ゴムも下げ幅を縮小させ寄り付き近辺でもみ合った。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21730円(前日比-770円)。大豆先限帳入値は48780円(前日比-1330円)。コーンと大豆は大幅反落。先週末米中西部産地で雨が降ったことが嫌気されシカゴ市場が急落した流れを受け売り優勢となり大幅安で寄り付いた。その後シカゴ夜間取引の下げ幅拡大で投売りを誘い一段安となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米6月中古住宅販売件数(前月比)(予想-0.9% 前回+1.1%)

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