夕刊:2017/07/28

ナスダック安の連想からハイテク関連銘柄売られ、日経平均は反落し2万円割れ。

為替
NY時間でムニューシン米財務長官が為替操作国に対する介入実施を示唆する発言を受けドル売り円買いの動きが強まった流れで28日の東京為替市場のドル円相場はNY終値よりやや円高ドル安水準の1ドル=111円10銭台半ばで取引が始まった。日中取引では稲田防衛大臣の辞任の報道を受け安倍政権の政局への不安が高まりリスク回避の円買いが進みドル円は一時111円を割り込んだ。一方110円台後半では月末のドル買い需要などが下支えしドル円は下げ止まり111円台を回復した。その後ドル円は111円近辺で小幅な値動きで推移した。15時15分現在、1ドル=110円95銭。
株式(日経平均)
28日の東京株式市場では日経平均株価は前日比31円18銭安の20048円46銭と反落して始まった、寄り後は、前日のNY株式市場でIT・ハイテク株が売られた連想から東京市場でも半導体関連や情報通信関連株が利益確定売りで軟調となり日経平均は次第に下げ幅を拡大させ2万円を下回った。中でも半導体関連銘柄の東京エレクトロンが7%値を下げ、一社だけで日経平均を40円以上押し下げた。前引けの日経平均株価は前日比85円10銭安の19994円54銭で取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた後引き続きアドバンテストやコナミなど値嵩株が売られ下げ幅を拡大し、日経平均を100円超押し下げ一段安となった。大引けの日経平均株価は前日比119円80銭安の19959円84銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4480円(前日比-13円)。銀先限帳入値は59.3円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3311円(前日比-20円)。パラジウム先限帳入値は3006円(前日比-4円)。前日のNY金は反発したものの東京金は円高とドル建て現物相場の上げ一服から売り優勢となり小幅安で寄り付いた。寄り後は今晩の米GDPの発表を控え利益確定売りや手仕舞い売りで上値が抑えられじり安基調を辿り下げ幅を拡大した。プラチナは円高とドル建て現物相場の軟調で安く寄り付いた後金の下げに連れ安する格好で軟調に推移した。
石油
原油先限帳入値は35050円(前日比+170円)。ガソリン先限帳入値は48590円(前日比+90円)。灯油先限帳入値は49490円(前日比+1010円)。東京原油は反発し、35000円台を回復した。前日のNY原油が世界的な過剰在庫の解消期待で続伸したことを受け買い優勢となり反発して寄り付いた。寄り後は円高とNY原油夜間取引が小幅安に転じたことから持ち高調整の利益確定売りで上値が重くなり次第に上げ幅を縮小させた。灯油は4桁超の大幅高。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.5円(前日比-10.0円)。東京ゴムは前日の東京夜間終値と同値で寄り付いた後日中取引の上海ゴムが夜間終値から下げ幅を拡大させたことから東京ゴムもじり安基調となった。その後上海ゴムがファンドの売りで節目の13000元を割り込み急落すると東京ゴムも投げが加速し一段安となった。東京ゴムは国内のゴム在庫が増加するとの観測から買いが入り難くなっているとの見方もあった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21730円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は49020円(前日比-190円)。シカゴ市場が続伸したことを受けコーンは反発して始まった。寄り後は円高とシカゴ夜間取引の軟調で上値が重くなり前日終値を挟んで一進一退の動きで推移した。大豆は高寄りした後、方向感が定まらず玉次第の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4-6月期GDP速報値(前期比年率)(予想+2.6% 前回+1.4%)

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