夕刊:2017/08/01

金、円高進行で4500円台を回復できず、上値重く推移。

為替
米国における政権運営に不透明観から政治リスクを背景にドル安に振れており、仲値110.27円で頭を抑えられ一時、110.01円まで円高が進行した。110円割れには抵抗感を示し切り返すも戻りは限定的で110円前半での揉み合いとなった。
株式(日経平均)
1日の東京株式市場は円高進行を眺め売りが先行し、19907.01円(-18.1円)で始まった。今年度第一四半期の決算報告が目白押しとなる中、好業績株を中心に個別物色買いに反発しプラス圏に浮上したが、20000円目前にして戻りを抑えられ前日比プラス圏は確保したものの保ち合い相場となった。
貴金属
NY市場はユーロ圏消費者物価指数が予想と一致しドル安から買われたが住宅指標の改善が圧迫し反落。東京市場は円高進行で4500円台回復に失敗し反落、上値重く推移し、日中立会は4480円台での揉み合いに終止した。白金は一時6月半ば以降、壁となっている3350円を維持出来ずに反落、フォルクスワーゲンの燃費不正問題以降、白金相場は上値が重いがフランスにおいて2040年以降ガソリン車の走行を禁止するとの報が更に上値を圧迫している。
石油
産油国の減産期間延長や減産が免除されているリビア、ナイジェリアにも協調減産に応じてもらえる様、調整するとの事から反発しているが、50ドルを超えると米・シェールオイルの増産が意識される。東京原油は約一ヶ月ぶりの戻り高値35180円を上抜けたが、指標となる北海ブレント原油が50ドル半ばを試す流れならチャート上は38000円トライになって来るが。
ゴム
最近は国内在庫の増加が顕著で頭重い値動き続くが、主要生産国タイでの原料価格が50バーツ以下では政府が買い上げに動くとされる事から下値は堅そうだが、大手タイヤメーカーが値上げに踏み切っている事やお盆明けに冬用タイヤの生産が最盛期に向う事から200円割れには強く抵抗するものと思わるが、目先は産地の増産期を背景に上値も208円近辺が限界か。
とうもろこし・大豆
コーンは天候相場序盤の乾燥懸念から7月半ばに23000円乗せを果たしたが、海外ファンド筋や穀物商社の新規売りに圧迫され、軟調な相場を強いられている。8月前半は穀物視察団による米国の穀倉地帯の調査結果や10日の米・農務省の需給報告待ちとなる中、21000円台半ばでは売り込むのも躊躇われ、目先はこの値位置での揉み合いに終止しよう。大豆も50000円の壁が厚いが目先は底堅く推移するものと思われる。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
17:00 ユーロ圏7月製造業購買担当者景況指数
18:00     4-6月四半期域内総生産速報値
21:30 米・個人所得・支出(6月)
23:00 ISM製造業景況指数(7月) 

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