夕刊:2017/08/02

欧米株高と円安背景にリスク選好の動き強まり、日経平均は続伸。

為替
NY時間で米7月ISM製造業景況感指数が予想を下回り景気減速懸念で債券が買われ米債券利回りの低下からドル高円安が進み、一時110円円台を割り込んだ。その後NYダウが5日連続で最高値を更新するなど堅調に推移したことがドルの下支えとなりドル円は110円30銭まで値を戻した流れを引継ぎ2日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY終値とほぼ同水準の1ドル=110円30銭台後半で取引が始まった。日中取引では米株式市場の堅調を受け日経平均が上昇したことから円高が一服しドル円は110円50銭代後半へ値を戻す展開となった。午後に入りユーロが円に対し約一年半ぶりの高値を付けたことや株高などで円全面安となりドル円は一時110円90銭台を付けた。15時15分現在、1ドル=110円78銭。
株式(日経平均)
2日の東京株式市場ではNYダウが5日連続して最高値を更新するなど前日の欧米株式市場の上昇を背景にリスク選好意欲の高まりから幅広い銘柄が買い優勢で始まり、日経平均株価は前日比71円28銭高の20057円07銭と続伸して寄り付いた。寄り後は円高への警戒感で上値が重い中、好決算を発表したJFEホールディングなど好業績銘柄を物色する流れが継続し相場を下支えした。また、NY市場の引け後発表したアップルの好決算を受けアップル関連銘柄が買われ日経平均の上昇を牽引した。前引けの日経平均株価は前日比82円87銭高の20068円66銭で取引を終了した。後場は前引けよりやや高く寄り付いた後円安進行を受け日経平均は上げ幅を拡大した。大引けの日経平均株価は前日比94円25銭高の20080円04銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4493円(前日比+6円)。銀先限帳入値は59.1円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3356円(前日比+20円)。パラジウム先限帳入値は3050円(前日比+25円)。東京金は反発した。ドル安に支援されNY金が反発した流れを受け買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の上げ一服で上値が重くなったものの東京時間でやや円安が進んだことからジリ高となり上げ幅を拡大した。プラチナはNY高に支援され反発して始まった。寄り後はドル建て現物相場がやや弱含みで推移していたもののプラチナ・パラジウムが直近高値を更新しテクニカル面の改善で買戻しが入り高値圏で底堅い動きとなった。
石油
原油先限帳入値は35130円(前日比-660円)。ガソリン先限帳入値は48990円(前日比-640円)。灯油先限帳入値は49770円(前日比-450円)。東京原油は4日ぶりに反落した。前日のNY原油が7月のOPEC加盟国の産油量が増加したことが嫌気され大幅下落した流れを受け東京原油は売り優勢となった。また、NY市場の引け後に米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想外に増加しNY原油夜間取引が続落したことも利益確定売りを誘った。
ゴム
ゴム先限帳入値は201.0円(前日比-3.9円)。東京ゴムは上海夜間取引がまちまちとなったことから東京ゴムは東京夜間取引とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は7月の米新車販売台数の低迷でタイヤ需給への影響が懸念されたことが弱材料視され上値が重い中、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したことで売りが加速し200.3円と200円割れ直前まで急落した。その後上海ゴムが持ち直したことから買戻しが入り202円台半ばまで値を戻したあと、売り直され弱もち合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21450円(前日比-60円)。大豆先限帳入値は46800円(前日比-700円)。コーンは反落、大豆は大幅続落。大豆・コーン共にシカゴ大幅安を受け続落して始まった。コーンは売り一巡後はシカゴ夜間取引の反発と円安に支援され下げ幅を縮小した。大豆は売り一巡後シカゴ夜間取引は反発に転じたものの閑散商いで方向性を欠く中、玉次第となり戻りは限定的となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15米7月ADP雇用統計(前月比)(予想19.0万件 前回15.8万件)

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