夕刊:2017/08/03

金は利益確定売りで反落したものの白金が欧州景気回復期待を背景に続伸。

為替
NY時間で米債券利回りが持ち直し反発したことからドルが買い戻されやや円安ドル高となった流れを受け3日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=110円70銭台後半で取引が始まった。日中取引では日経平均が弱含みとなったことや111円手前のドル売りオーダーにドルの上値が抑えられ円が下げ渋りとなり、ドル円は110円60~80銭のレンジの中でもみ合う展開となった。午後に入り日経平均が下げ幅を縮小させたことからドル円はやや下値を切り上げ110円70銭前後で一進一退の動きとなった。15時15分現在、1ドル=110円67銭。
株式(日経平均)
NY株式市場でNYダウは6日連続して最高値を更新、初の2万2000ドル台を付けた一方高値警戒感からIT/ハイテク銘柄が売られナスダックが小幅安で引けた流れを引継ぎ日経平均株価はハイテク株が売られ前日比14円04銭安の20066円00銭と小反落して寄り付いた。寄り後はNY市場のハイテク株安や円高への警戒感もあり、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連の値嵩株や自動車、電機など輸出関連株に利益確定売りが優勢となり日経平均は徐々に下げ幅が拡大し、一時2万円を割り込んだ。前引けの日経平均株価は前日比76円04銭安の20004円00銭で取引を終了した。後場は前引けより下げ幅を縮小して寄り付いた後2万円台を維持しながら小幅な値動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比50円78銭安の20029円26銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4481円(前日比-12円)。銀先限帳入値は58.8円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3375円(前日比+19円)。パラジウム先限帳入値は3062円(前日比+12円)。東京金は反落した。NY金が小幅安となった流れを受け東京金は売り優勢となった。寄り後はドル建て現物相場が一段安となったことから利益確定売りを誘い下げ幅をやや拡大させ弱含みとなった。プラチナはNY高を引き継ぎ反発して始まった。寄り後は欧州の景気回復期待でユーロ高・ドル安が進んだことからドル建て現物相場が上昇し、それを受け底堅い動きとなった。又、ドイツ自動車大手3社が大気汚染を削減するために国内500万台余りのディーゼル車のソフトウエアを更新することに合意したことや古くなったディーゼル車の買い替え奨励も盛り込むことで合意したことなども支援材料視された。
石油
原油先限帳入値は35440円(前日比+310円)。ガソリン先限帳入値は49220円(前日比+230円)。灯油先限帳入値は49940円(前日比+170円)。東京原油は反発した。EIAの週報で原油在庫が事前予想を下回る減少となったもののガソリン在庫の減少が予想を大幅に上回ったことから過剰な原油在庫が解消に向かっているとの見方が広がり買いを集めた。
ゴム
ゴム先限帳入値は201.9円(前日比+0.9円)。前日の上海ゴム夜間取引が小動きで終了したことから東京ゴムは東京夜間取引とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は手掛かり材料難で方向感が見出せない中、寄り値を挟んでやや弱含みで推移していたが日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小し上昇に転じたことをきっかけにじり高となり堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21450円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は46800円(前日比変わらず)。コーン・大豆共に前日比変わらずの引けとなった。コーンはシカゴ高を背景に小反発して始まった。その後シカゴ夜間取引の軟調で上値が重くなり戻り売りに押され下げに転じたあとシカゴ夜間取引の下げ一服で押し目買いが入り値を戻した。大豆は出来高が薄い中シカゴ夜間取引安に上値が抑えられ前日終値近辺で動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15新規失業保険申請件数(前週分)(予想24.3万件 前回24.4万件)
21:15米7月ISM非製造業景況指数(予想56.9 前回57.4)
21:15米6月製造業新規受注(前月比)(予想3.0% 前回-0.8%)

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