夕刊:2017/08/04

ナスダック安や円高でリスク回避姿勢強まり日経平均は続落。白金がテクニカル面の改善を受け大幅続伸。

為替
NY時間で米7月IMS非製造業景況感指数が予想を下回ったことやトランプ大統領のロシア疑惑についてモラー特別検査官が大陪審を召集したとの報道でドル売りが加速し一時109円台を付けるなど円高ドル安が進んだ流れを受け4日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より70銭ほど円高ドル安の1ドル=109円90銭台半ばで取引が始まった。日中取引では朝鮮半島情勢の緊迫化への懸念やトランプ大統領のロシアゲート疑惑の深刻化への警戒などからリスク回避の円買いとなり円高ドル安が進み一時ドル円は110円80銭台を付けた。その後109円台では国内企業のドル買い需要が下支えしドル円は下げ渋り110円台を回復した。午後は今晩の米雇用統計の発表を控え材料難から110円前半での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=110円14銭。
株式(日経平均)
NY株式市場ではナスダック安でIT/ハイテク銘柄が売られたことや米長期金利低下で金融株、円高進行から半導体関連や電機などの輸出関連株が売り優勢となり4日の東京株式市場では日経平均株価は前日比79円47銭安の19949円79銭と続落して寄り付いた。寄り後は円高への警戒感から戻りが鈍い中、トヨタとの資本提携の報道でマツダが買われ株価が6%上昇するなど中小型の個別材料株や好業績銘柄を物色する流れが継続し日経平均を下支えした。前引けの日経平均株価は前日比72円68銭安の19956円58銭と寄り値とほぼ同水準で取引を終了した。後場は前引けよりやや下げ幅を縮小して寄り付いた後今晩の米雇用統計の発表を控え様子見ムードが強まり前引け近辺でほぼ横ばいで推移した。大引けの日経平均株価は前日比76円93銭安の19952円33銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4481円(前日比変わらず)。銀先限帳入値は59.0円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3419円(前日比+44円)。パラジウム先限帳入値は3040円(前日比-22円)。東京金は前日比変わらずとなった。円高とNY金が小幅安となったことを受け東京金は売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場が下げ渋ったことや円高一服で下げ幅を縮小したあと小動きで推移した。プラチナはNY高を引き継ぎ大幅続伸して始まった。寄り後はドル建て現物相場の上昇一服で上値が重くなったものの前日の高値を抜けたことでテクニカル面の改善から買い戻しを誘い高値圏で推移した後一段高となった。
石油
原油先限帳入値は35000円(前日比-440円)。ガソリン先限帳入値は48890円(前日比-330円)。灯油先限帳入値は49740円(前日比-200円)。東京原油は反落した。前日のNY原油が反落したことや円高での割高感から持ち高調整の売りが優勢となった。安寄りした後は来週の7-8日のOPEC・非OPECの専門家会合を控え商いが手控えられ寄り値近辺で小動きとなった。
ゴム
ゴム先限帳入値は206.8円(前日比+4.9円)。東京ゴムは手掛かり難から東京夜間取引とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は円高と原油安に上値が抑えられ寄り値を挟んでもみ合いを続けていたが日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡大し一段高となったことを受けそれに追随する格好で東京ゴムも上値追いとなり一時7/28以来の高値となる208.4円まで上げ幅を拡大した。その後上海ゴムが上昇一服となったことからやや値を下げ7/31の高値(207.5円)近辺で堅調に推移した。東京ゴムは当面の下値めどとされる200円割れを回避したことから目先上海ゴムの動向には左右されやすいものの節目の210円を目指す展開が予想される。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21430円(前日比-20円)。大豆先限帳入値は46700円(前日比-100円)。コーンはシカゴ安から小反落して始まった。その後円高で買い手控えられ弱含みで推移していたがシカゴ夜間取引の反発で買戻しを誘いやや下げ幅を縮小し前日終値付近で小動きとなった。大豆はシカゴ安を受け小幅安で寄り付いた後商い低調で玉次第の展開となる中、小口売りに押されやや下げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月非農業部門雇用者数(前月比)(予想18.0万人 前回22.2万人)
21:30米7月失業率(予想4.3% 前回4.4%)
21:30米7月平均時給(前月比)(予想+0.3% 前回+0.2%)

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