夕刊:2017/08/14

連休中の円高進行とNY株式相場の急落を受け日経平均株価は4日続落

為替
先週末のNY市場で米7月の消費者物価指数が予想を下回り年内の利上げ観測が後退したことから米長期債利回りが低下し、ドル安円高が進んだ流れを受け14日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値よりやや円高水準の1ドル=109円10銭近辺で取引が始まった。日中取引では朝方発表された本邦4-6月期GDP速報値が予想を上回る結果となったことや時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを受け円高が一服しドル円は109円40銭近辺へ値を戻した。午後に入り米10年債利回りの上昇を背景に短期筋からのドルの買い戻しなどでドル円は109円60銭台まで強含みとなった。15時15分現在、1ドル=109円54銭。
株式(日経平均)
14日の東京株式市場では先週末のNY株式相場が急落したことや円高が嫌気され主力の輸出関連銘柄中心に売り優勢となり日経平均株価は前日比184円16銭安の19545円58銭と大幅続落して寄り付いた。寄り後は米朝間の緊張が継続する中、北朝鮮情勢の緊迫化への警戒で上値が重い展開となり日経平均は下げ幅を拡大し一時5/19以来約3ヶ月ぶりに19500円を割り込んだ。その後、為替市場で本邦4-6月期GDP速報値が予想を上回ったことから円高が一服し、やや円安傾向となったことからハイテク銘柄や紙・パなど割安な銘柄に押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比164円76銭安の19564円98銭で取引を終了した。後場は前場終値とほぼ同値で寄り付いた後一旦は下げ渋りとなったものの北朝鮮リスクを警戒する向きからの戻り売り圧力に押され戻りの鈍い値動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比192円64銭安の19537円10銭と4日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4514円(前日比+4円)。銀先限帳入値は60.1円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3431円(前日比-3円)。パラジウム先限帳入値は3032円(前日比-6円)。東京金は続伸した。NY高が円高に打ち消され前日比同値で寄り付いた後、米早期利上げ観測の後退や北朝鮮情勢の緊迫化への警戒感が下支えとなり円高一服で上げ幅を拡大し、堅調に推移した。プラチナはNY高を受け買い優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の上げ一服で上値が抑えられたものの金の堅調と円高一服が下支えとなり底堅い動きで推移したあと引けにかけて利益確定売りに押され小幅安で引けた。
石油
原油先限帳入値は34600円(前日比-860円)。ガソリン先限帳入値は48370円(前日比-740円)。灯油先限帳入値は49260円(前日比-690円)。東京原油は大幅反落した。リビアやナイジェリアの増産傾向の強まりでOPEC加盟国の生産量を押し上げていることから協調減産効果への懐疑的な見方が広がり先週末の海外原油相場が急落した流れを受け売り優勢となり大幅安で寄り付いた。その後も円高に上値が抑えられ軟調な動きとなった。ガソリン、灯油などその他製品も原油に連れ安する形となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は210.0円(前日比-4.1円)。連休中の円高と上海ゴム安を受け東京ゴムは売りが優勢となり続落して始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが弱もち合いとなったことから上値が抑えられ寄り値近辺で一進一退の動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21130円(前日比-430円)。大豆先限帳入値は45830円(前日比-910円)。コーンと大豆は先週末の需給報告の結果がネガティブサプライズとなりシカゴ市場で大幅安したことを受け売り先行で始まり急落して寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引の軟調や円高が重石となって戻りが鈍い展開となり安もち合いで推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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