夕刊:2017/08/16

北朝鮮リスクはやや後退したものの円安に支援され金、プラチナは反発

為替
NY時間で米7月小売売上高や米8月NY連銀製造業景況感指数などの経済指標が予想を上回り強い数字となったことを受け円安ドル高となった流れを受け16日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値とほぼ同水準の1ドル=110円60銭台後半で取引が始まった。日中取引ではドル円は底堅い動きとなったものの21日からの米韓軍事演習を控え引き続き北朝鮮リスクが警戒されドルの上値は限定的となりドル円は110円60~70銭前後でもみ合いを続けた。15時15分現在、1ドル=110円64銭。
株式(日経平均)
16日の東京株式市場では前日のNY株式市場でナスダック指数が反落したことでハイテク銘柄の一角がやや売り物に押され弱含みとなったことから日経平均株価は前日比2円76銭安の19750円55銭と小反落して寄り付いた。寄り後は手掛かり材料に欠け方向感を定め難い中、円安を背景に押し目買い意欲はあるものの上値を買う動きは見られず前日終値を挟んで小幅な値動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比3円46銭高の19756円77銭で取引を終了した。前場の東証一部の売買代金は8800億円と一兆円には届かず低調だった。後場は前場終値比ほぼ横ばいで寄り付いた後材料難で様子見ムードが広がり膠着相場となった。大引けの日経平均株価は前日比24円03銭安の19729円28銭と小反落した。
貴金属
金先限帳入値は4510円(前日比+4円)。銀先限帳入値は59.4円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3423円(前日比+22円)。パラジウム先限帳入値は3049円(前日比+1円)。東京金、プラチナは反発した。前日のNY金は反落したものの円安に支援され買い優勢で寄り付いた。寄り後は北朝鮮リスクの後退から戻りを売られる場面もあったがドル建て現物相場の下げが一服となったことや円安が下支えとなり底堅い動きとなった。プラチナは円安による割安感から買い優勢で始まった後、昨日の下げで買い戻しを誘いじり高となり上げ幅を拡大させた。
石油
原油先限帳入値は34290円(前日比+150円)。ガソリン先限帳入値は48230円(前日比+130円)。灯油先限帳入値は48970円(前日比+320円)。東京原油は反発した。NY市場引け後に米石油協会(API)から発表された週間在庫統計で石油在庫が大幅に減少したことでNY原油夜間取引が反発したことから寄付きから買いを集め堅調に推移した。ガソリン、灯油などその他製品も原油高に連れ高となり反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は214.3円(前日比+1.4円)。東京ゴムは円安や上海ゴム高を背景に続伸した。上海ゴム夜間高を引き継ぎ買い優勢で始まった後、日中取引の上海ゴムが寄り後下げに転じたことから東京ゴムも連れて一時小安くなったもののその後上海ゴムが値を戻し地合いを引き締めたことで東京ゴムも上昇に転じ上げ幅を拡大、堅調地合いを維持した。
とうもろこし・大豆
コーン新甫帳入値は21080円(前日比-円)。大豆新甫帳入値は46420円(前日比-円)。コーン新甫限はシカゴ安から売り先行で始まった。寄り後も売り圧力が強くじり安の展開となり21000円割れ目前まで下げた。その後やや値を戻したものの戻りは鈍く弱含みで推移した。大豆新甫限は先安感が強く45250円で寄り付き動意薄となったあと小口の新規買いで値を切り上げた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月建設許可件数(前月比)(予想-0.2% 前回+9.2%)
21:30米7月住宅着工件数(前月比)(予想+0.4% 前回+8.3%)
27:00米FOMC議事要旨公表

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