夕刊:2017/08/18

NY株式市場の急落と円高進行からリスク回避姿勢強まり、日経平均は大幅続落

為替
NY時間でトランプリスクの高まりやバルセロナでのテロ事件を受けリスク回避の円買いが進みドル安円高が加速した流れを引継ぎ18日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値と同水準の1ドル=109円40銭台で取引が始まった。日中取引では日経平均が大幅続落して始まったことからドル売り円買いの流れが継続、ドル円は一時109円20銭台まで下落した。その後日経平均の下げが一服しやや下げ幅を縮小したことからドル円も109円半ばまで値を戻し、109円30~40銭前後でもみ合う動きとなった。15時15分現在、1ドル=109円32銭。
株式(日経平均)
トランプ大統領の政権運営に対する懐疑的な見方やバルセロナでのテロ事件で米株式相場が大幅下落したことに加え急激な円高ドル安進行が嫌気され18日の東京株式市場ではリスク回避の動きから売り優勢で始まり全面安となった。日経平均株価は前日比231円36銭安の19471円27銭と大幅続落、19500円を割り込んで寄り付いた。寄り後19500円を下回る水準ではソフトバンクや東京エレクトロンなどの好業績銘柄の一角に押し目買いが入り日経平均を下支えしたこともあって日経平均は下げ幅をやや縮小させた。その後は円高に上値が抑えられ戻りも鈍く19500円を挟んでもみ合う展開となった。前引けの日経平均株価は前日比201円10銭安の19501円53銭で取引を終了した。前引け時点の業種別指数は33業種中、海運業を除く32業種がマイナスとなった。後場は前場終値よりやや下げ幅を縮小して寄り付いた後、戻りの鈍さを嫌気した売りや週末を控えた調整売りに押され日経平均は下げ幅を拡大し一時前場の安値を下回った。大引けの日経平均株価は前日比232円22銭安の19470円41銭と3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4511円(前日比-19円)。銀先限帳入値は59.7円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3435円(前日比-7円)。パラジウム先限帳入値は3125円(前日比+1円)。東京金は3日ぶりに反落した。円高による割高感から売り優勢で始まった。その後円高が一服したもののドル建て現物相場の軟調に上値が抑えられ下げ幅をやや拡大した。もっとも米追加利上げ観測の後退やトランプ政権の不透明感などで押し目買い意欲も強く下値は限定的となった。プラチナは円高を受け売り優勢となり反落して寄り付いた後ドル建て現物相場の下落で上値が抑えられたが円高一服が下支えとなり下げ幅をやや縮小した。
石油
原油先限帳入値は33550円(前日比+30円)。ガソリン先限帳入値は47410円(前日比-40円)。灯油先限帳入値は48050円(前日比-40円)。東京原油は小反発した。NY原油は反発したものの円高に打ち消され前日比同値で寄り付いた後、円高一服とNY原油夜間取引が下げ幅を縮小したことが支援材料となり押し目買いを誘い反発に転じた。
ゴム
ゴム先限帳入値は216.2円(前日比-1.0円)。東京ゴムは円高と上海ゴム安を背景に反落した。上海ゴム夜間安を引き継ぎ売り優勢で始まった後、日中取引の上海ゴムが寄り後急落したことから東京ゴムも連れて下げ幅を拡大し213.6円まで売り込まれた。その後上海ゴムが戻り歩調となったことで東京ゴムは買戻しで下げ幅を縮小しプラスに転じた後は前日終値を挟んでもみ合う展開となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20880円(前日比-150円)。大豆先限帳入値は46610円(前日比-80円)。コーンはシカゴ安と円高で売り先行で始まった。寄り後も弱気のテクニカル要因や円高で売り圧力が強く下げ幅をやや拡大し下値模索の展開となった。大豆は商い低調で玉次第となり方向感が定め辛い中、小口の商いで一進一退の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(予想94 前回93.4)

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