夕刊:2017/08/24

トランプ発言を背景としたNY株安や円高が重石となり、日経平均は反落

為替
NY時間でトランプ大統領が「政府機関が閉鎖される事態に陥ってもメキシコ国境沿いに壁を建設する」と発言したことでトランプ政権の政策実行が遅れるとの見方から米長期債利回りが低下したことを受けリスク回避の円買いドル売りが加速しドル円が109円台割れへ下落した流れを引継ぎ24日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値と同水準の1ドル=108円90銭前後で取引が始まった。日中取引では108円台後半のドル買い需要が下支えしたことや時間外の米10年債利回りの上昇でドル円は戻り歩調となり109円台を回復した。午後も手掛かり難で方向感に乏しく109円台前半での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=109円14銭。
株式(日経平均)
前日のNY市場でトランプ大統領の発言から円高ドル安が進んだことやNYダウ、ナスダック指数が共に反落したことを受け24日の東京株式市場では売り優勢で始まり日経平均株価は前日比68円28銭安の19366円36銭と反落して寄り付いた。寄り後円高が一服したことから押し目買いを誘い日経平均はやや下げ幅を縮小させたものの今晩から始まるジャクソンホール会議の動向を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強まり方向感を見出せないまま19400円を挟んで小幅なレンジでの値動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比25円84銭安の19408円80銭で取引を終了した。後場はイベント前の調整売りが重石となりやや下げ幅を拡大した後、安値圏でもみ合いを続け膠着感の強い相場展開となった。大引けの日経平均株価は前日比80円87銭安の19353円77銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4510円(前日比+1円)。銀先限帳入値は59.4円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3427円(前日比変わらず)。パラジウム先限帳入値は3149円(前日比+14円)。東京金は円高が圧迫要因となり小幅安で寄り付いた後円高一服で下げ幅を縮小するもドル建て現物相場の軟調で上値が重く、値動きの乏しい展開となった。プラチナはNY安と円高で続落して寄り付いた後、弱含みで推移したが円高一服とドル建て現物相場の反発で買い戻され下げ幅を縮小させた。
石油
原油先限帳入値は34510円(前日比+400円)。ガソリン先限帳入値は48280円(前日比+420円)。灯油先限帳入値は49070円(前日比+370円)。東京原油は反発した。米エネルギー情報局が発表した週間在庫統計で原油在庫が8週連続で減少したことを手掛かりにNY原油相場が反発したことを受け買い優勢で始まった。その後円高が一服したことから上値を試す動きとなり上げ幅を拡大した。ガソリン・灯油も原油に連れ高となり反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は216.6円(前日比+0.8円)。東京ゴムは東京夜間終値とほぼ同水準で始まった後、日中取引の上海ゴムが夜間取引終値とほぼ横ばいで推移したことから手掛かり材料難で商い低調となり、前日終値を挟んだ狭いレンジの中で動意に欠ける展開となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20770円(前日比-240円)。大豆先限帳入値は46050円(前日比-10円)。コーンは続落、大豆は3日ぶりに小反落した。コーンはシカゴ安と円高を受け続落して寄り付いた後シカゴコーンの安値更新で先安感が台頭し、底値圏で下値を探る展開となった。大豆は人気離散傾向が強まり玉次第の展開の中、円高とコーン安を嫌気した売りに押された。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.8万件 前回23.2万件)
23:00米7月中古住宅販売件数(年率換算)(予想555万件 前回552万件)
23:00米7月中古住宅販売件数(前月比)(予想+0.5% 前回-1.8%)

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