夕刊:2017/08/25

円安を背景にジャクソンホール会議前の買い戻しを誘い、日経平均は反発

為替
NY時間で25日のジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長とドラギECB総裁の発言前の持ち高調整の為にドルを買い戻す動きからドル高円安となった流れを引継ぎ25日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値と同水準の1ドル=109円50銭台前半で取引が始まった。日中取引ではジャクソンホール会議の発言内容を見極めたいとのことから目立った動きが見られない中、株式相場の堅調でドル円は一時109円80銭手前まで上伸する場面も見られたがその後ドル円は上げ一服となり109円60銭台でのもみ合いを続けた。15時15分現在、1ドル=109円63銭。
株式(日経平均)
外国為替市場でドル高円安の流れが進んだことを受け25日の東京株式市場では買い優勢で始まり日経平均株価は前日比47円35銭高の19401円12銭と小幅反発して寄り付いた。寄り後日経平均は伸び悩みとなったものの為替市場でドル円が底堅く推移したことを背景に自動車関連株が買われたことや昨日下げが目立った鉄鋼株などに買戻しの動きが強まり日経平均は上げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比86円59銭高の19440円36銭で取引を終了した。ただ、25日のイエレン議長とドラギ総裁の講演を前に様子見ムードも強く全般的に商いは盛り上がりに欠け、前引け時点の東証一部の売買代金は8000億円に届かず低調だった。後場は前引けより高く寄り付いた後、ソフトバンクやコナミなどの値嵩株の一角が一段高し相場を押し上げ日経平均は一時3桁超の上げ幅となった。大引けの日経平均株価は前日比98円84銭高の19452円61銭と反発した。
貴金属
金先限帳入値は4519円(前日比+9円)。銀先限帳入値は59.6円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3438円(前日比+11円)。パラジウム先限帳入値は3165円(前日比+16円)。東京金は4日続伸した。ドル高でNY金は反落したが東京金は円安に支援され買い優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の軟調で上値が抑えられたものの円安進行でやや上げ幅を拡大した。ただ、週末のジャクソンホール会議待ちで様子見ムードが強く小動きで商いも細り気味となった。プラチナはNY高と円安で高く寄り付いた後、ドル建て現物相場の上げ一服で上値が抑えられたがパラジウムの上伸に後押しされやや上げ幅を拡大させた後、底堅い動きで推移した。
石油
原油先限帳入値は34610円(前日比+100円)。ガソリン先限帳入値は48400円(前日比+120円)。灯油先限帳入値は49130円(前日比+60円)。東京原油は小幅ながら3日続伸した。メキシコ湾沿いに接近しているハリケーンの影響で原油需要が細るとの懸念で前日のNY原油相場が下落したことを受け東京原油は小反落して寄り付いた。寄り後ハリケーンの影響が一時的との見方からNY原油夜間取引が持ち直し反発に転じたことや円安が支援材料となり小幅ながらプラス圏へ浮上した。
ゴム
ゴム先限帳入値は219.2円(前日比+2.6円)。東京ゴムは上海ゴム夜間高を受け買い優勢で始まった後、日中取引の上海ゴムが夜間取引終値より上げ幅を拡大したことで東京ゴムも強含み上値を試す動きとなった。その後上海ゴムが底堅い動きで推移したことから東京ゴムも高値圏で堅調地合いを維持した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20660円(前日比-110円)。大豆先限帳入値は46350円(前日比+300円)。コーンは3日続落、大豆は反発した。コーンはシカゴ高と円安を受け反発して寄り付きシカゴ夜間取引安で上げ幅を縮小した後週末を控え全般的に商いが手控え気味となる中、小口の玉整理の手仕舞い売りで下げに転じた。大豆はシカゴ高と円安で買い先行で始まり小口の買いで上げ幅を拡大した後は玉次第となり動意に欠ける展開となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月耐久財受注(前月比)(予想-6.0% 前回+6.4%)
23:00米イエレンFRB議長、発言
28:00ドラギECB総裁、発言

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