夕刊:2017/08/31

良好な米経済指標や円安進行が好感され、日経平均は続伸

為替
NY時間で米8月ADP雇用統計や米4-6月期GDP改定値が予想を上回る強い内容だったことから米追加利利上げ観測が再燃し円安ドル高が進んだ流れを受け31日の東京為替市場のドル円相場はNY終値より10銭ほど円安ドル高の1ドル=110円40銭近辺で取引を開始した。日中取引では米株高を受け日経平均が続伸して始まったことや政井日銀審議委員の講演での発言を受けドル円は一時110円60銭台まで買われる場面もあった。その後週末の米雇用統計の発表を控え様子見となりドル円は110円台半ばでもみ合う動きとなった。15時15分現在、1ドル=110円58銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場で強めの米経済指標の発表を受け米国株が堅調となった流れを引継ぎ31日の東京株式市場ではリスク選好の動きから金融株や輸出関連株など幅広い銘柄に買いを集め日経平均株価は前日比84円78銭高の19591円32銭と続伸して始まった。寄り後も円安を背景に引き続き輸出関連株が買われたほかこの日発表された中国製造業PMIが予想を上回り中国経済の底堅さを示したことから鉄鋼株や商社など中国関連株が堅調な動きとなり日経平均の上昇を牽引した。前引けの日経平均株価は前日比136円22銭高の19642円76銭で取引を終了した。後場は前引けと同水準で始まった後19600円台半ばで底堅い動きで推移し堅調地合いを維持した。大引けの日経平均株価は前日比139円70銭高の19646円24銭と続伸して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4614円(前日比+5円)。銀先限帳入値は61.5円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3498円(前日比-8円)。パラジウム先限帳入値は3181円(前日比-20円)。東京金は小幅続伸した。NY金は反落したものの円安を受け買い優勢となり続伸して始まった。その後ドル建て現物相場がドル高に圧迫され弱含みとなったことをきっかけに利益確定売りを誘い次第に上げ幅を縮小した。一方で北朝鮮情勢への懸念や円安で押し目買い意欲も強く下値は堅かった。プラチナはNY安と円安が相殺され小幅続伸して始まった後、前日の大幅高の反動で上値が重くなりドル建て現物相場の軟調を受けマイナスへ転じた。
石油
原油先限帳入値は34250円(前日比-260円)。ガソリン先限帳入値は48650円(前日比+50円)。灯油先限帳入値は48070円(前日比-80円)。東京原油は反落した。NY原油安やNY原油夜間取引が続落したことが重石となり大幅反落して始まった後、円安が下支えとなり下げ幅を縮小した一方で昨日EIAが発表した週報で原油在庫が減少したことはあまり材料視されずハリケーンの影響が反映される来週発表分の原油在庫の増加が警戒され上値が重く戻りは限定的となった。ガソリンは製油所の閉鎖などの影響による供給逼迫懸念で買われ小幅続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は218.6円(前日比+2.5円)。東京ゴムは前日比横ばいで寄り付いた後、円安が下支えとなったことに加えこの日発表された8月の中国製造業PMIが予想を上回り中国の景気の底堅さを示したことで日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡大し強含みとなったことを受け東京ゴムもじり高基調を辿り堅調な動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20770円(前日比+10円)。大豆先限帳入値は45800円(前日比変わらず)。コーンはこのところの下げ基調から底打ち感が台頭、新規の手掛かり材料も無く売り買い手控えられ動意に欠ける展開となった。大豆は商い低調で人気離散傾向が強まり動意薄。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月個人消費支出(PCE)(前月比)(予想+0.4% 前回+0.1%)
21:30米7月個人消費支出・PCEコア(前月比)(予想+0.1% 前回+0.1%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.8万件 前回23.4万件)
22:45米シカゴ購買部協会景気指数(予想58.5 前回58.9)

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