夕刊:2017/09/05

北朝鮮リスクへの警戒で円高進み、リスク回避姿勢強まり日経平均は続落

為替
4日の外国為替市場のドル円相場はNY市場が休場により様子見ムードとなる中、引き続きドルの上値が重く109円台半ばで一進一退の動きとなった。5日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円安ドル高の1ドル=109円80銭前後で取引を開始した。日中取引では北朝鮮リスクへの警戒でドルの上値が抑えられる中、北朝鮮が9/9の建国記念日よりも早めにミサイル発射の準備を進めているとの報道でリスク回避の円買いが加速しドル円は109円20銭台まで下落した。その後日経平均の下げが一服したことからドル円は下げ渋り109円30銭近辺でもみ合った。15時15分現在、1ドル=109円40銭。
株式(日経平均)
昨日北朝鮮の核実験を受け日経平均が大幅安した反動から5日の東京株式市場では修正高期待の買戻しが優勢となり日経平均株価は前日比25円13銭高の19533円38銭と小幅反発して始まった。寄り後は北朝鮮情勢をめぐる地政学リスクや円高への警戒で日経平均は上値の重い動きとなった。その後北朝鮮がミサイル発射の準備を完了したとの報道で円高が加速したことから中小型株中心に個人投資家の売りを誘い日経平均はじり安となりマイナス圏へ沈んだ。前引けの日経平均株価は前日比90円94銭安の19417円31銭で取引を終了した。後場は前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた後、一時150円超下落したものの売り一巡後日経平均は下げ止まり下げ幅をやや縮小した。大引けの日経平均株価は前日比122円44銭安の19385円81銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4684円(前日比-12円)。銀先限帳入値は62.7円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3535円(前日比-29円)。パラジウム先限帳入値は3327円(前日比-26円)。東京金は反落した。昨日、一昨日と2日続けて大幅高した後ということから利益確定売りが出易く売り先行となり小幅安で寄り付いた。寄り後ドル建て現物相場はドル安に支援され堅調となったものの東京金は円高が嫌気されじり安基調を辿り、下げ幅を拡大し修正安となった。プラチナはドル建て現物相場の軟調と円高進行で利益確定売りを誘い反落した。
石油
原油先限帳入値は34860円(前日比-40円)。ガソリン先限帳入値は49280円(前日比-210円)。灯油先限帳入値は49200円(前日比+80円)。東京原油は小幅続落した。NY原油夜間取引の上昇を受け反発して寄り付いた後、円高による割高感から上値が重くなり戻りの鈍さを嫌った売りに押され下落に転じた。ガソリンも原油に連れ安となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は228.6円(前日比+0.7円)。東京ゴムは前日比ほぼ横ばいで寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが寄り後地合いを引き締め一段高したことから東京ゴムも上海ゴムに追随する格好となり、5/24以来の230円台乗せとなった。その後上海ゴムが上昇一服となったことから東京ゴムも連れて上げ幅を縮小させ小幅高でもみ合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20990円(前日比-40円)。大豆先限帳入値は46350円(前日比+500円)。コーンは小幅続落した。コーンは円高が嫌気され売り優勢で始まった。その後シカゴ夜間取引の上昇を受け反発に転じた後、円高への警戒感から戻り売りを浴び再度マイナス圏へ沈んだ。大豆はシカゴ夜間取引の堅調を受け小幅高で寄り付いた後、超閑散商いで玉次第の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米7月製造業新規受注(前月比)(予想-3.3% 前回+3.0%)

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