夕刊:2017/09/06

原油高と上海ゴムの急伸を受け、東京ゴムが大幅続伸

為替
3連休明けのNY為替市場で北朝鮮情勢の緊迫化への警戒やブレナードFRB理事の発言を受け米債利回りが低下しドルが全面安となったことを受け6日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値より20銭ほど円高ドル安水準の1ドル=108円60銭近辺で取引を開始した。日中取引では日経平均が続落して始まり下げ幅を拡大したことから円高ドル安が進み一時ドル円が108円半ばまで下落した。その後日経平均が下げ止まり下げ幅を縮小するに連れドル円は下げ渋りとなりやや値を戻し108円60~70銭前後でもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=108円76銭。
株式(日経平均)
3連休明けのNY株式相場が北朝鮮情勢の緊迫化への懸念や米債利回りの低下で全面安となりNYダウが急落した流れを受け6日の東京株式市場ではメガバンクや保険株などの金融株を中心に売り優勢となり日経平均株価は前日比99円75銭安の19286円06銭と続落して始まった。寄り後は北朝鮮情勢をめぐる地政学リスクと円高が重石となり日経平均は下げ幅を拡大し一時130円以上下落した。その後日経平均が2日間で300円超下げた後ということもあって売り一巡後は押し目買いで下げ渋りとなり徐々に下げ幅を縮小させる動きとなった。ただ、9/9の北朝鮮の建国記念日を控え北朝鮮リスクが警戒され戻りも限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比59円94銭安の19325円87銭で取引を終了した。後場は前引けより下げ幅を拡大して寄り付き暫く19300円を挟んでもみ合った後、日銀のETF買い付けの期待や8日のメジャーSQに絡んだ思惑的な買いでやや下げ幅を縮小し底堅く推移した。大引けの日経平均株価は前日比27円84銭安の19357円97銭と小幅ながら3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4666円(前日比-18円)。銀先限帳入値は62.3円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3515円(前日比-20円)。パラジウム先限帳入値は3267円(前日比-60円)。東京金は続落した。5日のNY金は続伸したものの東京金は円高による割高感に相殺され売り優勢で始まった。寄り後ドル建て現物相場が上げ一服となりそれを受け東京金は利益確定売りを誘い下げ幅を拡大し軟調となった。プラチナは円高に圧迫されドル建て現物相場とパラジウムの軟調を受け続落した。
石油
原油先限帳入値は35270円(前日比+410円)。ガソリン先限帳入値は49660円(前日比+380円)。灯油先限帳入値は49580円(前日比+380円)。東京原油は反発した。5日のNY原油相場の大幅続伸で東京原油は買い優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引がやや弱含んだことや円高に上値が抑えられ上げ一服となったものの押し目買いで下値も堅く、寄り値近辺で堅調な動きとなった。ガソリン、灯油も原油に連れ高となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は233.5円(前日比+4.9円)。東京ゴムは大幅続伸した。上海ゴム夜間取引の上昇を受け買い優勢で始まり230円を上回って寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが寄り後上げ幅を縮小したことや円高が嫌気され一時230円を割り込む場面もあったが上海ゴムが切り返し上げ幅を拡大させ一段高するに連れて東京ゴムは売り方の損失覚悟の買い戻しを誘い相場を押し上げ地合いを引き締めた。原油高に加え12-15日に開催されるタイやインドネシアなどの主要生産国会議で価格維持の政策を検討するのではとの見方も買い材料視された。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21020円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は46340円(前日比-10円)。コーンは小幅反発した。コーンはシカゴ高と円高が相殺され小高く始まった後、薄商いで玉次第の中、シカゴ夜間取引の反落で上値が抑えられ21000円を挟んで一進一退の動きとなった。大豆はシカゴ大幅高を受け確りで始まるも超閑散相場で方向感定まらず玉次第の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米8月ISM非製造業景況指数(予想55.5 前回53.9)
27:00米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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