夕刊:2017/09/07

NY株高と円安で投資家心理が改善し、日経平均は4日ぶりに小反発

為替
6日のNY為替市場でトランプ大統領と米議会がハリケーン「ハービー」の復興予算と債務上限を3ヶ月延長することを抱き合わせで暫定合意したことを受け米債券利回りが上昇に転じたことからドルが買い戻され円安ドル高となった流れを受けて7日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より40銭円安ドル高の1ドル=109円20銭近辺で取引を開始した。日中取引では韓国の李首相が「北朝鮮は9/9の建国記念日にICBMの発射実験を行う可能性がある」と発言したことから一時ドル円は円高方向へブレ、108円80銭台に下落したものの直ぐに値を戻し109円台を回復したあと109円前半の小幅な値動きでのもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=109円10銭。
株式(日経平均)
6日のNY株式市場でトランプ政権の債務上限問題の進展を受けNYダウ、ナスダック指数共に反発したことや円安進行で投資家心理が改善し7日の東京株式市場ではメガバンクや自動車、機械などの主力株中心に買い戻しが優勢となり日経平均株価は前日比75円47銭高の19433円44銭と反発して始まった。寄り後は直近で下げが目立った中小型株に押し目買いが入り日経平均は上げ幅を拡大し一時100円超上昇した。買いが一巡した後は明日のメジャーSQや9/9の北朝鮮の建国記念日を控え上値を試す動きも限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比72円22銭高の19430円19銭で取引を終了した。後場は前引けより高く寄り付いた後、北朝鮮リスクへの警戒で上値が重くなり日経平均は伸び悩み19400円手前で小幅な値動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比38円55銭高の19396円52銭と4日ぶりに小反発した。
貴金属
金先限帳入値は4669円(前日比+3円)。銀先限帳入値は62.6円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3510円(前日比-5円)。パラジウム先限帳入値は3193円(前日比-74円)。東京金は小反発した。NY安と円安が相殺され前日比同値で寄り付いた後今夜のECB理事会や北朝鮮の建国記念日を控え様子見ムードが広がり前日終値近辺でほぼ横ばいで推移した。プラチナは続落した。NY安と円安で売り買い交錯し前日比同値で寄り付いた後、手掛かり材料難から前日終値を挟んで一進一退の動きとなった。
石油
原油先限帳入値は35560円(前日比+290円)。ガソリン先限帳入値は49910円(前日比+250円)。灯油先限帳入値は49910円(前日比+330円)。東京原油は続伸した。ハリケーンの影響で米国の石油消費量が一時落ち込んだものの製油所の稼動再開により石油消費量が通常に戻りつつあることが好感されNY原油が続伸したことや円安に支援され買い優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引がやや弱含んだことで利食い売りに押され上値が抑えられたものの下値も堅く堅調地合いを維持した。ガソリン、灯油も続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は231.0円(前日比-2.5円)。東京ゴムは前日比小幅安で寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが小動きで推移したことで手掛かり難から前日終値近辺でもみ合いとなったが上海ゴムが上げ幅を縮小させるに連れて東京ゴムは地合いを緩め本日の安値圏で弱含みで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21100円(前日比+80円)。大豆先限帳入値は46350円(前日比+10円)。大豆は小反発、コーンは小幅続伸した。コーンはシカゴ高と円安に支援され買い優勢で始まった後、シカゴ夜間取引安で上げ幅を削り小幅高で膠着相場となった。大豆はシカゴ高を受け上昇して始まった後、小口の売りに押され値を消し相変わらずの超閑散相場で玉次第の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
20:45欧ECB政策金利(予想0.0% 前回0.0%)
21:30欧ドラギECB総裁定例記者会見
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想24.5万件 前回23.6万件)
21:30米4-6月期非農業部門労働生産性・改定値(前期比)(予想+1.3% 前回+0.9%)

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