夕刊:2017/09/11

北朝鮮の建国記念日を無事通過したことを受けリスクオフの巻き戻しで日経平均は大幅反発

為替
9/9の北朝鮮の建国記念日に北朝鮮がミサイル発射などの挑発行為を行わなかったことや大型ハリケーン「イルマ」がフロリダ州に上陸後勢力が弱まり被害が想定内に収まったことなどからりリスク回避姿勢が和らぎ、円を売ってドルを買い戻す動きが広がり11日の東京為替市場のドル円相場は前週末東京終値より70銭ほど円安ドル高の108円30銭前後で取引を開始した。日中取引では時間外取引の米10年債利回りが上昇したことや日経平均が大幅高で寄り付き堅調な動きで推移したことでドル円は108円半ばまで上昇した。その後ドル円は108円30~40銭前後の狭いレンジの中で膠着感の強い相場となった。15時15分現在、1ドル=108円38銭。
株式(日経平均)
11日の東京株式市場では9/9の北朝鮮の建国記念日にミサイル発射などの挑発行為が見送られ北朝鮮をめぐる地政学リスクへの懸念がひとまず後退したことから先週売り込まれた金融株や輸出関連株など幅広い銘柄に買戻しの動きが強まり日経平均株価は前日比166円57銭高の19441円39銭と大幅反発して始まった。寄り後円安が更に進むに連れて日経平均は上げ幅を拡大し250円超上昇、19500円台を回復した。前引けの日経平均株価は前日比266円54銭高の19541円36銭で取引を終了した。前引け時点の業種別指数は33業種中鉱業を除いた32業種が値上がりし全面高商状。後場は前引けとほぼ同値で寄り付いた後も前場の流れを引き継ぎ日経平均は高値圏で底堅い動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比270円95銭高の19545円77銭と大幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4646円(前日比-33円)。銀先限帳入値は62.2円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3494円(前日比-31円)。パラジウム先限帳入値は3198円(前日比-26円)。東京金は反落した。ドル建て現物相場の軟調や9/9の北朝鮮の建国記念日にミサイル発射などの軍事的挑発行為が行われなかったことからリスク回避の動きが後退し安全資産とされる金の売りを誘った。プラチナはNY安とドル建て現物相場の下落で売り優勢となり大幅反落して始まった後、円安やドル建て現物相場の下げ止まりを受け押し目買いが入り下げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は35250円(前日比-240円)。ガソリン先限帳入値は49560円(前日比-240円)。灯油先限帳入値は49610円(前日比-160円)。東京原油は続落した。先週末のNY原油安を受け続落して始まった後、円安に下支えされハリケーン「イルマ」が勢力を弱め被害も限定的との見方からNY原油夜間取引が上昇に転じたことから下げ幅を縮小した。ガソリン、灯油も続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は226.4円(前日比+0.4円)。東京ゴムは8日の上海ゴム夜間取引が大幅安したことを受け売り優勢で始まった後、日中取引の上海ゴムが寄り後下げ幅を拡大したことで東京ゴムは連れ安し一時223.1円まで下落した。その後上海ゴムが下げ幅を縮小するにつれ東京ゴムも切り返しプラス圏へ浮上した後、前日終値近辺で小幅な値動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20980円(前日比+120円)。大豆先限帳入値は46370円(前日比+230円)。コーンと大豆は反発した。コーンはシカゴ高と円安で買い先行で始まった後、小口の買いで一時21000円を回復したものの閑散商いで盛り上がりに欠け上値も限定的となった。大豆はシカゴ安を受け続落して始まりシカゴ夜間高から小口の買いを誘い下げ幅を縮小しプラスに浮上するも超閑散商いで玉次第の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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