夕刊:2017/09/12

北朝鮮問題の緊張緩和を受け投資マインドが好転し、日経平均は大幅続伸

為替
NY時間で北朝鮮をめぐる地政学リスクが和らいだことやハリケーン被害が想定内に収まったことを受け米長期債利回りが上昇し、株式相場が大幅高したことを受けドルを買い戻す動きが鮮明となりドル高円安が急速に進んだ流れを引継ぎ12日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より1円ほど円安ドル高の109円30銭台後半で取引を開始した。日中取引では国連安保理による北朝鮮に対する追加制裁の決議案を米国が中ロに対し譲歩する形の内容に変更し全会一致で可決されたことから米朝間の緊張が一時的に緩和されたことや日経平均が堅調な動きで推移したことなどから円売りドル買いの流れが継続しドル円は一時109円台半ばまで上昇した。その後ドル円は底堅い動きながら109円30~40銭台でもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=109円33銭。
株式(日経平均)
北朝鮮問題の緊張緩和を背景に前日の米株式相場が急騰したことや円安ドル高が進んだ流れが好感され12日の東京株式市場では幅広い銘柄が買い優勢で始まり日経平均株価は前日比190円37銭高の19736円14銭と大幅続伸して始まった。寄り後も米長期債利回りの上昇からメガバンクなど金融株、保険株などが買われた他円安進行で輸出関連の主力株が軒並み上昇し日経平均を押し上げ、一時200円超上昇する場面もあった。その後日経平均は19700円台半ばでの強もち合いで推移した。前引けの日経平均株価は前日比195円65銭高の19741円42銭で取引を終了した。後場も前場の流れを引き継ぎやや買いが優勢となり前引けよりも高く寄り付いた後日経平均は堅調地合いを維持し、19700円台後半で底堅い動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比230円85銭高の19776円62銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4647円(前日比+1円)。銀先限帳入値は62.2円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3474円(前日比-20円)。パラジウム先限帳入値は3205円(前日比+7円)。東京金は小反発した。円安を好感して買い優勢で始まった後ドル建て現物相場の軟調で戻りが売られ上げ幅を縮小し下げに転じた。その後円安が下支えとなり下げ渋りとなるも上値が重く前日終値を挟んで売り買い交錯し一進一退の動きとなった。プラチナはNY安から売り優勢で始まり、ドル建て現物相場の下落でじり安となり下げ幅を拡大したあとは安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は35530円(前日比+280円)。ガソリン先限帳入値は49820円(前日比+260円)。灯油先限帳入値は49850円(前日比+240円)。東京原油は反発した。NY原油高を受け反発して始まった後、円安が下支えしたもののNY原油夜間取引がやや弱含みとなったことで上値を追う動きも限られ寄り値近辺で小幅な値動きで推移した。ガソリン、灯油も反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は228.8円(前日比+2.4円)。東京ゴムは上海ゴム夜間取引高や円安を受け買い優勢となり続伸して始まった後、日中取引の上海ゴムが寄り後上げ幅を拡大した事から東京ゴムも一時230.8円まで上昇したものの上海ゴムが上げ一服となり上げ幅を削る動きとなるに連れ東京ゴムも戻り売りで東京夜間取引の安値水準へ押し戻された。その後夜間取引の終値近辺まで値を戻し小幅な値動きとなった。取引全般は手掛かり材料難から商いは盛り上がりに欠け上海ゴム次第の相場展開となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は20990円(前日比+10円)。大豆先限帳入値は46300円(前日比-70円)。コーンはシカゴ高と円安で買い先行で始まった後、今晩の需給報告待ちで様子見ムードが広がり21000円近辺で動意薄の展開となった。大豆はシカゴ安を受け続落して始まった後は売買見送られ方向感定まらず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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