夕刊:2017/09/14

北朝鮮がミサイル発射を準備との報道で北朝鮮リスクが警戒され日経平均は利益確定売りで小反落

為替
NY時間で米長期債利回りが上昇したことやトランプ政権の税制改革への期待でドル高円安が進んだ流れを受け14日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の110円50銭前後で取引を開始した。日中取引では韓国が国際機関を通じて北朝鮮の支援を検討と報じられたことから北朝鮮情勢の緊張が緩むとの見方で円が売られドル円は一時110円70銭台へ水準を切り上げた。その後、米情報機関が北朝鮮のミサイル発射の準備を確認との一部メディアによる報道でドルの上値が重くなりドル円は110円台半ばへ押し戻された。15時15分現在、1ドル=110円50銭。
株式(日経平均)
14日の東京株式市場では3日間で日経平均が600円近く上昇したことから急ピッチな上げに対する警戒感から寄り付きは利益確定売りがやや優勢となり日経平均は前日比5円45銭安の19860円37銭と小反落して始まった。寄り後は米株式相場の上昇や円安を背景に金融株や資源株などが買われ日経平均は上昇に転じ、一時上げ幅を拡大したものの前引け間際に「米情報機関が北朝鮮でミサイル発射の準備を行っているのを確認した。」との一部メディアの報道を受けリスク回避姿勢が強まり次第に上げ幅を縮小させた。前引けの日経平均株価は前日比7円80銭高の19873円62銭で取引を終了した。後場日経平均は下げに転じ前引けより安く寄り付いた後円安一服で上値が重くなり安値圏でもみ合いを続けた。大引けの日経平均株価は前日比58円38銭安の19807円44銭と反落して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4678円(前日比-15円)。銀先限帳入値は62.6円(前日比-0.7円)。プラチナ先限帳入値は3474円(前日比-7円)。パラジウム先限帳入値は3244円(前日比-15円)。東京金は3日ぶりに反落した。前日のNY安を受け売り優勢となり反落して寄り付いた後円安で下値は堅かったもののドル建て現物相場の軟調に上値が抑えられ寄り値近辺で小幅な値動きとなった。プラチナは前日比同値で寄り付いた後円安が下支えとなったもののドル建て現物相場が弱含みで推移したことから下げに転じ、小幅安でのもみ合いとなった。
石油
原油先限帳入値は36480円(前日比+600円)。ガソリン先限帳入値は50770円(前日比+650円)。灯油先限帳入値は50990円(前日比+630円)。東京原油は大幅続伸した。13日IEAが2017年の需要見通しを上方修正したことが好感されNY原油高となったことを引き継ぎ大幅続伸して始まった。寄り後はNY原油夜間取引が小反落したことからやや上げ幅を削る動きとなったが円安に支援され堅調に推移した。ガソリン、灯油も原油高で買われ大幅続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は227.9円(前日比-3.1円)。東京ゴムは13日の上海ゴム夜間取引安を受け売り優勢で始まった後日中取引の上海ゴムが寄り後、夜間取引からの下げ幅を縮小したことから東京ゴムは地合いを引き締め前日終値近辺まで値を戻した。その後は上海ゴムの動きを横目で見ながら狭いレンジの中で上げ下げを繰り返す動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21080円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は46250円(前日比+250円)。コーンと大豆は反発した。コーンと大豆は円安とシカゴ夜間取引高を背景に反発して寄り付いた後、新規材料に欠け見送り気分が強まり動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30新規失業保険申請件数(前週分)(予想30.0万件 前回29.8万件)
21:30米8月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.3% 前回+0.1%)
21:30米8月消費者物価指数(CPIコア)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.1%)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。