夕刊:2017/09/19

年内利上げの可能性と北朝鮮の挑発行為一時沈静から金が反落

為替
三連休明けの為替市場は今晩からのFOMCを前に米国金融関係者の金融引き締めに言及する意見が増えている事から年内利上げの可能性が高まりドル高となっている。円はNY時間に付けた111.66円の安値を試すも届かず、仲値111.48円前後で揉み合う展開となった。午後に入るとテクニカル要因から仲値を上回り、NY時間の安値を捉え円安傾向を強めた。
株式(日経平均)
NY株式が連日の高値更新となっている上、3連休明けの東京市場も大幅な円安にも支援され寄付きは前日比218.68円高い20128.18円のスタートとなり、その後も堅調を維持した。午後からは円安進行を横目に続伸し、前日比350円高となるなど堅調を維持した。
貴金属
金は米国において年内利上げの可能性が高まる中、ドル高進行や北朝鮮の挑発行為が一時、収まっている事から手仕舞い売り先行でドル建て金は反落。東京市場も利益確定売りに反落し4670円前後への調整安となった。白金も触媒需要の不振からドル建て現物相場が960ドルを割り込んだ事が嫌気され、買い方の手仕舞い売りに急反落し3400円前半の値位置まで水準を切り下げた。終盤には円安進行に伴い貴金属市場はやや買い戻しが先行し値を戻した。
石油
原油は先週までのハリケーンの影響もあり石油製品も含め、在庫の減少を受けて堅調地合いを維持し東京原油は大幅な円安に支援され、今年5月以来4ヶ月ぶりの37000円台に乗せ堅調となった。目先は4月の高値38200円を上抜ければ年初の4万円台の高値も視野に入るが、NY市場が50ドルに乗せるとシェールオイルの生産増大が意識される。その他製品相場も続伸し、ガソリン・灯油ともに先限は51000円台中盤と堅調に推移した。
ゴム
ゴムは先週までに5月後半に付けた戻り高値236.7円をトライしたが届かず、上海市場も17000元台を維持出来ずに反落した。上海、東京市場が共に先週末から今週にかけての急落で買い方の手仕舞い売りが急がれ、東京は210円台前半まで売られた。その後は下値警戒感が台頭し下げ渋ったものの戻りは鈍く、心理的な節目210円を試す流れとなった。
とうもろこし・大豆
シカゴ市場はコーン・大豆ともに収穫が始まっている事からハーベスト・プレッシャーを受け軟調だったが、東京市場は大幅な円安を受けた輸入コストの上昇から堅調に推移し、先限はコーンが21000円台前半、大豆は46000円前半~中盤での揉み合いとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米8月住宅着工件数・建設許可件数

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