夕刊:2017/09/26

北朝鮮外相発言で米朝間の対立の深まりが懸念されリスク回避姿勢が強まり、金、白金が大幅高

為替
NY時間で北朝鮮外相の「宣戦布告」発言を受け北朝鮮リスクへの警戒が意識され円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ26日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より60銭程度円高ドル安の1ドル=111円70銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が反落して始まった後下げ幅を拡大したことからドル円も一時111円台半ばまで下落した。その後日経平均が下げ幅を縮小するとドル円はやや値を戻し111円60銭台でのもみ合いとなった。午後は再び日経平均が下げ幅を拡大したことからドル円は111円50銭前後にレンジを切り下げた後は小動きとなった。15時15分現在、1ドル=111円54銭。
株式(日経平均)
前日のNY市場で北朝鮮外相の発言から米朝間の対立が深まるとの懸念で円高ドル安が進んだことや米株が下落したことなどが嫌気され26日の東京株式市場ではリスク回避姿勢の強まりで売りが優勢となり日経平均株価は前日比48円32銭安の20349円26銭と反落して寄り付いた。寄り後は今日が9月中間期末の権利付き最終日ということから自動車株や銀行株など高配当銘柄に配当取りを狙った買いが入り日経平均を下支えし下げ幅は限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比20円29銭安の20377円29銭で取引を終了した。後場は前引けより安く寄り付いた後、日経平均は利益確定売りで弱含みとなり下げ幅を拡大した後19300円台前半での小幅な値動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比67円39銭安の20330円19銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4688円(前日比+37円)。銀先限帳入値は61.9円(前日比+1.0円)。プラチナ先限帳入値は3387円(前日比+13円)。パラジウム先限帳入値は3217円(前日比-29円)東京金は大幅反発した。NY金が北朝鮮情勢の緊迫化への懸念で買われ大幅続伸したことを受け買い先行で始まった。寄り後もドル建て現物相場の堅調で地合いを引き締め高値圏での強もち合いで推移した。プラチナも反発した。NY高を受け買い優勢で始まった後ドル建て現物相場の堅調や金の続伸に後押しされ上げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は38800円(前日比+970円)。ガソリン新甫帳入値は54430円(前日比-)。灯油新甫帳入値は52630円(前日比-)。東京原油は大幅続伸した。NY原油が大幅高した流れを受け買い優勢で始まった。その後もクルド自治区の独立問題や22日のOPEC加盟国と非加盟国による会合で協調減産の遵守が確認され需給改善期待が膨らんだことが買い材料視され上値を試す動きとなった。
ゴム
ゴム新甫帳入値は216.0円(前日比-)。東京ゴム新甫限はやや買いが優勢となり確りで寄り付いたあと、日中取引の上海ゴムが小幅安となったことで売りを誘い弱含みとなる場面もあったがその後上海ゴムがプラスに転じたことから買い戻しで上昇し、寄値を上回った後も堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21210円(前日比-30円)。大豆先限帳入値は46800円(前日比-300円)。大豆とコーンはシカゴ安、円高が嫌気され売り優勢で始まった後、週末に四半期在庫の発表を控え材料難で見送りムードが広がり弱もち合いとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米8月新築住宅販売件数(年率換算件数)(予想58.5万件 前回57.1万件)
23:00米9月消費者信頼感指数(コンファレスボード)(予想120.0 前回122.9)
23:00米9月リッチモンド連銀製造業指数(予想13 前回14)
25:45イエレンFRB議長発言

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