夕刊:2017/09/27

イエレンFRB議長発言で米利上げ観測強まり、金、白金が反落

為替
NY時間でイエレンFRB議長のタカ派的発言で年内利上げ観測の高まりを受けドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ27日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より70銭程度円安ドル高の1ドル=112円30銭近辺で取引を開始した。日中取引では27日に公表されるトランプ政権の税制改革への期待で円売りドル買いが強まりドル円は一時112円台半ばまで上昇した。その後日経平均が下げ幅を拡大したことから円安ドル高が一服し112円30~40銭台でもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=112円48銭。
株式(日経平均)
27日の東京株式市場では本日9月中間配当の権利落ち日ということから配当落ち(130円程度)の影響で日経平均株価は前日比60円37銭安の20269円82銭と小安く寄り付いた。寄り後は機関投資家から配当の再投資に伴う買いや円安を背景に押し目を買う動きが下支えとなり日経平均は20200円台前半でもみ合いを続け底堅い動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比59円22銭安の20270円97銭で取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた後、日経平均は底堅い動きながら戻り売りに上値が抑えられ20200円台後半の小幅な値動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比63円14銭安の20267円05銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4668円(前日比-20円)。銀先限帳入値は61.0円(前日比-0.9円)。プラチナ先限帳入値は3362円(前日比-25円)。パラジウム先限帳入値は3225円(前日比+8円)東京金は反落した。イエレンFRB議長のタカ派的発言で12月利上げ観測が強まりNY金が反落した流れを受け売りが優勢で始まった。寄り後は円安やドル建て現物相場の反発が下支えとなり下げ幅を縮小させたものの米利上げ観測で上値が重く戻りは限定的となった。プラチナも反落した。NY安を受け売り優勢で始まった後ドル建て現物相場の堅調や円安で買い戻しを誘い下げ幅を縮小させた。
石油
原油先限帳入値は39120円(前日比+320円)。ガソリン先限帳入値は54720円(前日比+290円)。灯油先限帳入値は53050円(前日比+420円)。東京原油は続伸した。NY原油は小幅安となったものの円安による割安感やNY原油夜間取引が堅調に推移したことを受け買いが優勢となった。NY市場引け後にAPIが発表した米週間在庫統計が市場予想に反して減少したことが手掛かり材料となった模様。ガソリン、灯油も原油高に追随し堅調な動きとなった。
ゴム
ゴム先限帳入値は217.7円(前日比+1.7円)。東京ゴムは上海ゴム夜間取引が小安くなったことを受け売り先行で始まり、日中取引の上海ゴムが小動きながらプラス圏へ浮上したことから東京ゴムも連れて地合いを引き締め上昇に転じたあと堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21210円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は46380円(前日比-420円)。コーンはシカゴ安が円安で相殺され小反発して寄り付いた後は材料難で商いが盛り上がりに欠ける中21200円近辺で一進一退の動きとなった。大豆はシカゴ安が嫌気され続落して始まった後シカゴ夜間取引安から持ち高調整の売りを誘い下げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米8月耐久財受注(前月比)(予想+1.0% 前回-6.8%)
23:00米8月住宅販売保留件数(前月比)(予想-0.5% 前回-0.8%)

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