夕刊:2017/09/28

為替の円安基調で買い安心感が広がり、日経平均は3日ぶりの反発

為替
NY時間でトランプ政権の税制改革の概要が公表されたことや8月の耐久財受注が予想を上回り強めの数値となったことを受けドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ28日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より40銭程度円安ドル高の1ドル=112円80銭台半ばで取引を開始した。日中取引では米追加利上げ観測の強まりを背景にした円売りドル買いの流れは継続したものの利益確定のドル売りでドルの上値が抑えられドル円は112円80~90銭前後でのもみ合いとなった。午後は時間外取引の米10年債利回りが2.33%台へ上昇したことから更に円売りドル買いが進みドル円は113円台前半へ上昇した。5時15分現在、1ドル=113円01銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場でトランプ政権の税制改革案が好感されNYダウ・ナスダック共に上昇したこと受け28日の東京株式市場では金融やハイテク関連など主力銘柄中心に幅広く買いが入り日経平均株価は前日比131円58銭高の20398円63銭と反発して寄り付いた。寄り後は利益確定売りで上値が重くなり次第に上げ幅を縮小した。ただ、下値では円安を背景に成長株を買う動きもあり日経平均は20300円台前半で底堅い動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比58円47銭高の20325円52銭で取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後為替が円安方向にブレ、ドル円が113円台前半へ上昇したことに伴い日経平均は地合いを引き締め上げ幅を拡大した。大引けの日経平均株価は前日比96円06銭高の20363円11銭と3日ぶりに反発した。
貴金属
金先限帳入値は4638円(前日比-30円)。銀先限帳入値は60.6円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3337円(前日比-25円)。パラジウム先限帳入値は3269円(前日比+44円)東京金は続落した。トランプ政権の税制改革案の公表を受けドル高となったことが嫌気されNY金が続落したことから売りが優勢で始まった。寄り後は手掛かり材料に欠けたことから買い手控えられドル建て現物相場の軟調で弱もち合いとなった。プラチナも続落した。NY安を受け続落して始まった後ドル建て現物相場の軟調で下げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は38830円(前日比-290円)。ガソリン先限帳入値は54200円(前日比-520円)。灯油先限帳入値は53090円(前日比+40円)。東京原油は反落した。NY原油は小反発したもののNY原油夜間取引が弱含みとなったことから利益確定売りが優勢となった。その後円安が進んだことから押し目買いが入り下げ幅をやや縮小させた。
ゴム
ゴム先限帳入値は205.8円(前日比-11.9円)。東京ゴムは上海ゴム夜間取引が暴落したことが嫌気され売り先行となり大幅安で始まった後、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大させるにつれ東京ゴムは投売りを巻き込みながら下げが加速し2桁の下げ幅となった。その後上海ゴムがストップ安まで下落すると東京ゴムも一旦下げ止まりやや下げ幅を縮小するも戻り売り圧力で戻りも限定的となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21320円(前日比+110円)。大豆先限帳入値は46580円(前日比+200円)。コーンはシカゴ高と円安に支援され小幅高で寄り付いた後天候相場後の新規材料待ちで閑散商いの中、動意薄となり小確りで推移した。大豆はシカゴ夜間取引安から小安く寄り付くも薄商いで玉次第の展開となり小口の買いで反発に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4-6月期GDP確定値(前期比年率)(予想+3.0% 前回+3.0%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想27.0万件 前回25.9万件)

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