夕刊:2017/09/29

円安一服で利益確定売り誘い、日経平均は小反落

為替
NY時間でトランプ政権の税制改革への期待が後退したことからドル高が一服しドル円が112円前半へ下落した流れを受け29日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=112円20銭台後半で取引を開始した。日中取引では新規材料が乏しい中、時間外取引の米10年債利回りが上昇した後も高止まりしたことでドル買いの流れが回復しドル円は112円60銭台後半に上昇した。5時15分現在、1ドル=112円71銭。
株式(日経平均)
29日の東京株式市場では円安一服を受け自動車株など輸出関連株が利益確定売りに押され日経平均株価は前日比47円77銭安の20315円34銭と反落して寄り付いた。寄り後は手掛かり材料が乏しい中、週末を控え利益確定売りやポジション調整の売りで日経平均は上値の重い動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比57円82銭安の20305円04銭で取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後、日銀のETF買い付けの期待が下支えとなり下げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比6円83銭安の20356円28銭と小反落した。
貴金属
金先限帳入値は4644円(前日比+6円)。銀先限帳入値は61.2円(前日比+0.6円)。プラチナ先限帳入値は3350円(前日比+13円)。パラジウム先限帳入値は3287円(前日比+18円)東京金は3日ぶりに反発した。NY金がドル高一服で反発したことを受け買い優勢で始まった。寄り後は為替がやや円安にブレたことで一時上げ幅を拡大する場面も見られたがドル建て現物相場の軟調で上昇一服し寄り値近辺へ押し戻されたあとは小動きで推移した。プラチナも反発した。NY市場のドル高一服を受け買い優勢で始まった後、円安で上げ幅を拡大したもののドル建て現物相場の上げ一服が重石となり堅調ながら上値が限定的となった。
石油
原油先限帳入値は38510円(前日比-320円)。ガソリン先限帳入値は53570円(前日比-630円)。灯油先限帳入値は52910円(前日比-180円)。東京原油は続落した。NY原油安と円高が嫌気され売り優勢で始まった後円高一服が下支えし下げ幅を縮小するもNY原油夜間取引の弱含みで戻りが売られ安値圏での弱もち合いで推移した。ガソリン、灯油も下落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は201.8円(前日比-4.0円)。東京ゴムは続落した。上海ゴム夜間取引が大幅続落したことから売り先行で始まった後も売りが加速し一時200.3円と節目の200円割れ寸前まで下落した。その後日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小すると東京ゴムも下げ渋りとなり買戻しで下げ幅を縮小した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21240円(前日比-80円)。大豆先限帳入値は46460円(前日比-120円)。コーンと大豆はシカゴ安と円高で売り先行となり反落して始まった後今晩の四半期在庫の発表を控え、見送り気分が強まり動意薄の展開となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米8月個人所得(前月比)(予想+0.2% 前回+0.4%)
21:30米8月個人消費支出・コア(前月比)(予想+0.2% 前回+0.1%)
21:30米8月個人消費支出(前月比)(予想+0.1% 前回+0.3%)
22:45米9月シカゴ購買部協会景気指数(予想58.7 前回58.9)
23:00米9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値(予想95.3 前回95.3)

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