夕刊:2017/10/03

米株高と円安進行を背景に投資家心理が改善し日経平均は大幅続伸、年初来高値を更新

為替
NY時間で強い経済指標を受けドル買いが強まり円安ドル高となった流れを引き継ぎ3日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の112円70銭台半ばで取引を開始した。日中取引では時間外の米10年債利回りの上昇を受けドル買いが優勢となり更に円安ドル高が進みドル円は113円台前半へ上昇した。その後も日経平均の堅調でリスク選好の円売りドル買いが継続ドル円は113円台前半で底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=113円09銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でNYダウ、ナスダック共に続伸し、そろって史上最高値を更新したことが好感され3日の東京株式市場では投資家心理の改善で幅広い銘柄が買い優勢となり日経平均株価は前日比74円74銭高の20475円25銭と続伸して寄り付いた。寄り後はしばらく寄り付き近辺でもみ合いを続けあと為替市場で円安ドル高が進みドル円が113円台に上昇したことをきっかけに輸出関連株に買いを集めた他出遅れ感の目立つ不動産株などが一段高となり日経平均は上げが加速し約2年ぶりに20500円台を回復した。前引けの日経平均株価は前日比157円45銭高の20558円23銭で取引を終了した。後場は前引けより上げ幅を拡大して寄り付いた後、日経平均は円安を背景に堅調地合いを維持し一段高となり200円超の上げ幅となった。大引けの日経平均株価は前日比213円29銭高の20614円07銭と大幅続伸し年初来高値を更新した。
貴金属
金先限帳入値は4606円(前日比-6円)。銀先限帳入値は60.3円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3332円(前日比+16円)。パラジウム先限帳入値は3206円(前日比-84円)東京金は続落した。NY金安を受け売り優勢となり4600円の大台を割り込んで始まった。寄り後はドル建て現物相場の軟調で上値が抑えられたものの円安進行が下支えとなり下げ幅を縮小した。プラチナは反発した。NY高を受け買い先行で始まった後円安やNY市場でのパラジウムとの価格が逆転したことから割安感が台頭し買戻しを誘い上げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は37700円(前日比-460円)。ガソリン先限帳入値は52770円(前日比-420円)。灯油先限帳入値は52420円(前日比-480円)。東京原油は下落した。NY原油がOPEC加盟国の生産拡大で世界的な需給の緩みが懸念され大幅反落した流れを受け売り優勢で始まった。寄り後は円安が支援要因とされたもののNY原油夜間取引の弱含みで上値が抑えられ戻りが鈍く弱もち合いで推移した。原油相場の軟調でガソリン、灯油も続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は205.8円(前日比+3.4円)。東京ゴムは続伸した。上海市場休場で手掛かり材料難となる中、東京夜間取引終値よりも小安く寄り付いた。寄り後は為替市場の円安進行が追い風となったことやタイ現物相場の上昇が好感され買い優勢となり反発に転じたあと堅調な動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21290円(前日比-190円)。大豆先限帳入値は46070円(前日比-400円)。コーンと大豆はシカゴ安を受け反落して始まった後シカゴ夜間取引の軟調から円安進行にも反応が鈍く本日の安値圏で小幅な値動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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