夕刊:2017/10/11

国内景気や円安による企業業績の改善期待の高まりを受け日経平均は7日続伸

為替
NY時間で米長期債利回りの低下を受け円高ドル安が進んだことから11日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値水準の112円40銭近辺で取引を開始した。日中取引ではややドル円の上値が重たくなる場面があったが時間外の米10年債利回りが持ち直したことや反落して始まった日経平均が上昇に転じたことから円高が一服しドル円は112円50銭台後半へ反発した。午後のドル円相場は膠着感を強め112円40~50銭前後の狭いレンジ内でのもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=112円36銭。
株式(日経平均)
11日の東京株式市場では円安が一服したことや短期間の株価の上昇でやや過熱気味との見方から利益確定売りが先行し日経平均株価は前日比19円80銭安の20803円71銭と小反落して寄り付いた。寄り後は4-9月期決算発表シーズンを前に円安効果による国内企業の業績改善への期待や米株高に対する日本株の割安感から好業積が期待される銘柄中心に買いが入り日経平均はジリ高となり2015年6月に付けたアベノミクス高値(20868円)を上回った。前引けの日経平均株価は前日比46円73銭高の20870円24銭で取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で始まった後も堅調を維持し今日の高値圏でもみ合いを続けた。大引けの日経平均株価は前日比57円76銭高の20881円27銭と7日続伸し、年初来高値を更新した。
貴金属
金先限帳入値は4646円(前日比+1円)。銀先限帳入値は62.3円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3378円(前日比+26円)。パラジウム先限帳入値は3281円(前日比-10円)東京金は小幅続伸した。NY高を受け続伸して始まった後円安一服に上値が抑えられドル建て現物相場が伸び悩みから弱含みとなったことから売り買いが交錯し前日終値近辺で一進一退の動きとなった。プラチナは続伸した。NY高を好感し買い優勢で始まった。その後円高が重石となったもののドル建て現物相場の堅調に相殺され寄り値近辺でもみ合いとなった。好調な世界景気を背景に工業用プラチナの需要が高まるとの見方もあった。
石油
原油先限帳入値は37680円(前日比+370円)。ガソリン先限帳入値は52980円(前日比+430円)。灯油先限帳入値は52580円(前日比+370円)。東京原油は反発した。サウジの輸出削減やOPECの協調減産継続への期待でNY原油が反発した流れを引き継ぎ買い優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引の続伸で上げ幅を拡大し堅調な動きとなった。ガソリン、灯油は共に反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は201.7円(前日比-0.1円)。東京ゴムは小幅続落した。昨日下げた反動で修正買いが入り東京夜間取引終値よりも下げ幅を縮小して寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが寄り後伸び悩んだものの暫くして反発に転じたことから買戻しを誘い一時プラス圏へ浮上した。その後は上海ゴムの動きを意識しながら前日終値近辺でもみ合う動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21270円(前日比-50円)。大豆先限帳入値は46340円(前日比-390円)。コーンは続落、大豆は反落した。コーンはシカゴ安を受け売り優勢で始まった後来週の新甫発会を控え新規売買が見送られ閑散商状の中、小幅安でほぼ横ばいで推移した。大豆はシカゴ安を受け売り先行で寄り付いた後、弱含みのまま動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
27:00米連邦公開市場委員会FOMC議事要旨

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