夕刊:2017/10/12

NY株高と衆院選の世論調査の結果が好感され、日経平均は8日続伸

為替
NY時間で衆院選挙に関わる世論調査の結果が自民・公明の与党で300議席に迫る勢いと伝わったことから安倍政権の経済政策が継続するとの見方が広がり、やや円安ドル高となったことを受け12日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値水準の112円50銭近辺で取引を開始した。日中取引では時間外取引の米10年債利回りが低下したことからドル売りが優勢となりドル円は112円30銭台後半へ軟化した。その後北朝鮮外相発言でドルの上値が重くなりドル円はやや弱含み112円30銭前後での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=112円29銭。
株式(日経平均)
12日の東京株式市場では米株高が継続したことや衆院選挙に関する世論調査で与党が優勢と伝わったことが好感され幅広い銘柄が買い優勢となり日経平均株価は前日比76円91銭高の20958円18銭と続伸して寄り付いた。寄り後は衆院選挙が与党有利との見方から安倍政権の安定化によるアベノミクス政策継続への期待で海外投資家などから輸出関連の主力株中心に買いが継続し日経平均は堅調な動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比97円29銭高の20978円56銭で取引を終了した。後場は前引けよりやや高く寄り付いた後機関投資家などからの利益確定売りで日経平均は伸び悩んだが深押しは無く20900円台後半で底堅く推移した。大引けの日経平均株価は前日比73円45銭高の20954円72銭と8日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4666円(前日比+20円)。銀先限帳入値は62.1円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3387円(前日比+9円)。パラジウム先限帳入値は3360円(前日比+79円)東京金は3日続伸した。FOMC議事録がハト派的内容だったことで早期利上げ観測がやや後退したことからドル建て現物相場が上昇したことを受け買い優勢で始まった。その後カタルーニャ独立問題への懸念の後退でドル建て現物相場が伸び悩んだことから売り買いが交錯し高値圏でもみ合う動きとなった。プラチナは続伸した。ドル建て現物相場の上昇や金の堅調を受け買い優勢で始まった。その後円高が重石となりやや上げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は37770円(前日比+90円)。ガソリン先限帳入値は53020円(前日比+40円)。灯油先限帳入値は52540円(前日比-40円)。東京原油は続伸した。NY原油高を受け買い優勢で始まった後、NY市場引け後にAPIが発表した米週間在庫統計で原油在庫が増加したことが嫌気されNY原油夜間取引が下げに転じたことで上値が抑えられ寄り値近辺でのもみ合いとなった。ガソリンは小幅続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は197.2円(前日比-4.5円)。東京ゴムは5日続落した。東京夜間取引が急落したものの上海夜間取引が思ったほど下げなかったことで東京夜間取引の終値に比べ下げ幅を縮小して寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが反発に転じたことをきっかけに買戻しを誘い下げ幅を縮小し一時200円手前まで値を戻した。その後上海ゴムが上げ幅を縮小させると東京ゴムは売り圧力が強まり再度下げ基調となり東京夜間取引の安値近辺まで下落し軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21260円(前日比-10円)。大豆先限帳入値は46600円(前日比+260円)。コーンは続落、大豆は反発した。コーンはシカゴ安を受け売り先行で始まった後、今晩の需給報告の発表を控え売り買い見送られ薄商いの中小幅安で推移した。大豆はシカゴ安を受け小安く寄り付いた後、シカゴ夜間取引の反発で小口買いが入り上昇に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想25.0万人 前回26.0万人)
21:30米9月卸売物価指数(PPI)(前月比)(予想+0.4% 前回+0.2%)
21:30米9月卸売物価指数・コア指数(前月比)(予想+0.2% 前回+0.1%)

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