夕刊:2017/10/13

小売株など好決算を発表した銘柄中心に幅広く物色され日経平均は大幅続伸、21年ぶりに21000円の大台回復

為替
NY時間で13日の米インフレ指標の発表を控え様子見気分が強まりドル円が112円台前半での小動きで推移したことを受け13日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値と同水準の112円20銭台後半で取引を開始した。日中取引では「ボスティック米アトランタ連銀総裁が12月のFOMCで追加利上げを決定するか否かはわからない」と発言したことでドルが弱含みとなりドル円は112円前半へ下落した。午後は日経平均が上値追いとなったものの株高を意識した円売りドル買いの動きは見られず、今晩の米インフレ指標の発表を前に見送りムードが広がりドル円は112円台前半での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=112円10銭。
株式(日経平均)
13日の東京株式市場では今日が10月限OPのSQ算出日という事からSQ値算出に絡む現物株買いでやや買いが優勢となり日経平均株価は前日比4円94銭高の20959円66銭と小幅高で寄り付いた。寄り後は利益確定売りで一時下げに転じる場面もあったが好決算を発表したファーストリテイリングが大幅高となり指数を押し上げたことや東京エレクトロンなど値嵩株の一角が買われ日経平均はじり高基調を強め、21年ぶりに21000円の大台を回復した。前引けの日経平均株価は前日比48円78銭高の21003円50銭で取引を終了した。後場はランチタイムの日経平均先物に買いが入り現物株の買いを誘ったことから日経平均は上げ幅を拡大して寄り付いた。その後も消費関連など好決算を発表した銘柄中心に物色対象が広がり株式市場は全面高商状となり日経平均は一段高となった。大引けの日経平均株価は前日比200円46銭高の21155円18銭と9日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4660円(前日比-6円)。銀先限帳入値は62.1円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3386円(前日比-1円)。パラジウム先限帳入値は3406円(前日比+46円)東京金は反落した。NY金は反発したもののドル建て現物相場の上昇一服で売り優勢で始まった。その後円高で上値が重くなり下げ幅を拡大したがドル建て現物相場がやや強含みとなるに連れ下げ幅を縮小し、小幅安でのもみ合いとなった。プラチナは小反落した。NY高を受け買い優勢で始まった後円高で上値が抑えられ上げ幅を縮小したもののパラジウムとの価格が逆転したことから割安感も台頭し下値は堅かった。
石油
原油先限帳入値は37700円(前日比-70円)。ガソリン先限帳入値は52930円(前日比-90円)。灯油先限帳入値は52350円(前日比-190円)。東京原油は反落した。NY原油安を受け売り優勢で始まった後、NY原油夜間取引が上昇に転じたことから下げ渋りとなり次第に下げ幅を縮小した。ガソリン、灯油も反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は201.7円(前日比+4.5円)。東京ゴムは反発した。上海夜間取引高を受け買い先行で寄り付いた後、200円を挟んで小幅な値動きで推移したが日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡大するにつれ東京ゴムもじり高となり東京夜間取引の高値を上回ると売り方の買い戻しを誘い一段高となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21420円(前日比+160円)。大豆先限帳入値は46900円(前日比+300円)。大豆は続伸、コーンは反発した。大豆は需給報告を受けシカゴ大豆が急騰したことから買い優勢で始まった後来週の新甫発会を控え様子見となり動意に欠ける展開となった。コーンはシカゴ高と大豆の上伸に後押しされ反発して始まった後、高値圏での強もち合いで推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米9月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.6% 前回+0.4%)
21:30米9月消費者物価指数(CPIコア)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.2%)
21:30米9月小売売上高(前月比)(予想+1.7% 前回-0.2%)
23:00米10月ミシガン大学消費者態度指数(予想95.0 前回95.1)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。