夕刊:2017/10/17

NY株高と円安で海外投資家中心にリスク選好の動き強まり、日経平均は11日続伸

為替
15日にイエレンFRB議長が講演で年内の利上げを維持すると発言したことや次期FRB議長にタカ派寄り的な姿勢で知られるテイラー教授が有力との報道を受けNY時間で円安ドル高が進んだ流れを引き継ぎ17日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=112円20銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まった後上げ幅を縮小し一時下げに転じたことから円が強含みドル円は112円近辺へ軟化した。その後は動意が乏しくなり112円台前半での小幅な値動きで推移した。15時15分現在、1ドル=112円16銭。
株式(日経平均)
17日の東京株式市場では前日のNY株式市場でNYダウ、ナスダック指数が揃って史上最高値を更新したことを受け投資家心理が改善し海外投資家中心にリスク選好の動きが強まり日経平均株価は前日比96円61銭高の21352円17銭と続伸して寄り付いた。寄り後は買い安心感から上値を試す動きとなり一時140円近く上げ幅を拡大する場面もあったが日経平均が昨日まで10連騰し目先過熱感も意識されたことで買い一巡後は国内勢からの利益確定売りに押され次第に値を消す展開となった。前引けの日経平均株価は前日比5円33銭高の21260円89銭で取引を終了した。後場の日経平均は小幅安で寄り付いた後先物主導で切り返し再度プラス圏へ浮上、21300円台を維持し堅調に推移した。大引けの日経平均株価は前日比80円56銭高の21336円12銭と11日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4648円(前日比-26円)。銀先限帳入値は61.7円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3365円(前日比-36円)。パラジウム先限帳入値は3403円(前日比-40円)東京金は反落した。NY安を受け利益確定売りが先行して始まった。その後次期FRB議長にタカ派のテイラー教授が有力と伝わったことが嫌気されドル建て現物相場が軟調となったことから売り圧力が強まり下げ幅を拡大した。プラチナも反落した。NY安を受け売り優勢で始まった後ドル建て現物相場の下落や金の軟調で上値が抑えられ弱含みで推移した。
石油
原油先限帳入値は38360円(前日比+90円)。ガソリン先限帳入値は53810円(前日比+170円)。灯油先限帳入値は53040円(前日比+90円)。東京原油は小幅続伸した。クルド自治区の独立問題をめぐる中東情勢の緊迫化を背景にNY原油高となったことを受け買い優勢で始まった。その後イラク政府軍とクルド自治区の治安部隊との交戦が限定的だとのことでNY原油夜間取引がやや弱含んだことから東京原油も上げ一服となり寄り値近辺でのもみ合いとなった。ガソリン、灯油も原油に連れ高した。
ゴム
ゴム先限帳入値は195.6円(前日比-5.4円)。東京ゴムは続落した。上海夜間取引安を受け売り先行となり200円の節目を割り込んで寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが寄り後下げ幅を拡大すると東京ゴムは損失覚悟の投売りを誘い一段安となり一時7/6の安値193.5円まで下落した。その後上海ゴムが下げ幅を縮小すると東京ゴムも切り返したものの海外現物相場が安値水準で低迷している事もあって上値が重く戻りも鈍かった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21530円(前日比-100円)。大豆先限帳入値は47960円(前日比-30円)。大豆とコーンは下落した。コーンはシカゴ安を円安に相殺されやや買い優勢となり小高く始まった。その後はシカゴ夜間取引安から地合いを緩め下げに転じた。大豆は日中取引の商いは成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:15米9月鉱工業生産(前月比)(予想+0.3% 前回-0.9%)
23:00米10月NAHB住宅市場指数(予想64 前回64)
29:00米8月対米証券投資(予想- 前回+13億ドル)

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