夕刊:2017/10/19

米株市場で主要3指数が揃って史上最高値を更新したことを好感、日経平均は29年ぶりの13連騰

為替
NY時間で米長期金利の上昇に伴いドル買いが優勢となり一時ドル円が113円台まで上昇した流れを受け19日の東京為替市場のドル円相場はNY終値よりやや円安ドル高水準の1ドル=113円丁度近辺で取引を開始した。日中取引では日経平均の堅調な動きが下支えとなりドル円は113円を挟んで底堅い動きで推移した。その後時間外取引で米10年債利回りが低下したことからドル売りがやや優勢となりドル円は112円90銭~113円前後の小幅なレンジ内でもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=113円00銭。
株式(日経平均)
19日の東京株式市場では為替市場で円安が進んだことや前日のNY株式市場でNYダウやナスダックなど主要3指数が揃って史上最高値を更新したことを好感し輸出関連の値嵩株中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比86円99銭高の21450円04銭と続伸して寄り付いた。寄り後は円安進行や欧米株高など外部環境の好転を背景に先高期待の高まりで自動車などの輸出関連株や金融株などに買いが継続し日経平均は上げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比140円80銭高の21503円85銭と21年ぶりの21500円台乗せで取引を終了した。後場は前引けより小安く寄り付いた後日経平均が21年ぶりに21500円台を付けたことで目先利益確定売りを誘い上げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比85円47銭高の21448円52銭と29年ぶりに13連騰し、年初来高値を更新した。
貴金属
金先限帳入値は4633円(前日比+8円)。銀先限帳入値は62.2円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3346円(前日比-18円)。パラジウム先限帳入値は3385円(前日比-33円)東京金は小幅に反発した。円安による割安感から買い優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の戻りが売られたことや円安一服で戻り売り圧力が強まり上げ幅を縮小した。又、中国共産党大会の前後に北朝鮮が挑発行動をとるのではとの見方が後退したことや次期FRB議長をめぐる思惑などが金の上値を重くした。プラチナは続落した。NY安とパラジウムの急落を受け売り優勢で始まった。寄り後は円安一服やドル建て現物相場の軟調で下げ幅を拡大し弱含みで推移した。
石油
原油先限帳入値は38800円(前日比+400円)。ガソリン先限帳入値は54450円(前日比+590円)。灯油先限帳入値は53520円(前日比+420円)。東京原油は4日続伸した。NY原油高と円安が好感され買い先行で始まった。寄り後はNY原油夜間取引が小安く推移したことからやや上値が抑えられたものの引き続きクルド問題の先行き不透明感やOPEC加盟国と非OPECの協調減産継続への期待が支援材料となり堅調に推移した。ガソリンと灯油も原油高を受け4日続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は197.6円(前日比+1.6円)。東京ゴムは続伸した。上海夜間取引が小動きとなったことから東京夜間取引と同水準で寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが上昇に転じ上げ幅を拡大したことから東京ゴムは地合いを引き締め一時節目の200円手前まで上昇した。このところの石油相場の上昇やこの日発表された第3四半期の中国のGDPが事前予想通りとなったこともゴム相場には支援材料と捉えられた模様。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21780円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は47990円(前日比+290円)。コーンは続伸した。シカゴ安を受け小安く始まった。寄り後円安やシカゴ夜間取引高に支援され上昇に転じた後は堅調地合いを維持しジリ高となった。大豆は反発した。シカゴ安から続落して始まり、薄商いで玉次第となったが円安やシカゴ夜間取引高に後押しされ小口の買いで反発に転じ上げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想24.0万件 前回24.3万件)
21:30米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想22.0 前回23.8)
23:00米9月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.1% 前回+0.4%)

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