夕刊:2017/10/27

円安と欧米株高を背景に好業績株への物色意欲の高まりで日経平均は大幅続伸

為替
NY時間でECB理事会の結果を受けユーロ安ドル高が進んだことや米下院で2018年度予算案が可決され米長期債利回りが上昇したことからドル買いの動きが強まり円安ドル高となった流れを引き継ぎ27日の東京為替市場でのドル円相場は前日東京終値より50銭円安ドル高の1ドル=114円10銭前後で取引を開始した。その後日経平均が大幅続伸して始まり堅調に推移したことからドル円は114円台前半での底堅い動きで推移した。15時15分現在、1ドル=114円19銭。
株式(日経平均)
27日の東京株式市場では前日の欧米株式など世界的な株高の流れを引き継ぎ買いが先行して始まり日経平均株価は前日比163円49銭高の21903円27銭と大幅続伸して寄り付いた。寄り後は過去最高益を更新した日立やファナック、アドバンテストなど好決算を発表した値嵩ハイテク株が引き続き物色された他米長期金利の上昇による収益改善期待でメガバンクなど金融株が上げ幅を拡大し相場の上昇を牽引した。前引けの日経平均株価は前日比203円46銭高の21943円24銭で取引を終了した。後場も前場からの堅調地合いを維持し上げ幅を拡大、日経平均は21年ぶりに22000円の大台を上回った。大引けの日経平均株価は前日比268円67銭高の22008円45銭と大幅続伸。
貴金属
金新甫帳入値は4636円(前日比-)。銀新甫帳入値は61.5円(前日比-)。プラチナ新甫帳入値は3363円(前日比-)。パラジウム新甫帳入値は3426円(前日比-)東京金新甫限は前日のNY金安を受け弱含みで始まった。その後はドル高によりドル建て現物相場の上値が重かったことで買い手控えられ寄り付き近辺でのもみ合いとなった。プラチナ新甫限はNY安やドル高ユーロ安が圧迫要因となり売り先行で始まった。寄り後はドル建て現物相場の軟調で上値が重く弱もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は40070円(前日比+880円)。ガソリン先限帳入値は56250円(前日比+1060円)。灯油先限帳入値は54480円(前日比+940円)。東京原油は大幅反発した。サウジアラビアのムハンマド皇太子が協調減産延長を示唆したことが好感されNY原油相場が反発した流れを受け買いが優勢となり大幅反発して始まった。その後も円安による割安感やNY原油夜間取引の底堅さが下支えとなり堅調な動きとなった。ガソリン、灯油も原油高に連動し大幅高。
ゴム
ゴム先限帳入値は200.5円(前日比-1.8円)。東京ゴムは反落した。上海夜間取引が小動きとなったものの円安と原油高が好感され買い優勢で始まった。日中取引の上海ゴムが動意に欠ける展開で始まったことから東京ゴムは方向性が乏しくなり小動きで推移したがその後上海ゴムが下落に転じ下げ幅を拡大したことで東京ゴムも戻り売り圧力に押されマイナス圏へ沈んだ。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22100円(前日比+60円)。大豆先限帳入値は47900円(前日比-110円)。コーンは続伸、大豆は続落した。コーンはシカゴ安を円安に相殺され買い先行で始まった。寄り後は引き続き強気のテクニカル要因から買戻し主導の動きが継続し上値を試す展開となり堅調に推移した。大豆は円安進行とシカゴ夜間取引高に支援され反発した後週末を控えた調整売りに押され下落に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7-9月期GDP速報値(前期比年率)(予想+2.6% 前回+3.1%)
23:00米10月ミシガン大消費者態度指数(確報値)(予想100.6 前回101.1)

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