夕刊:2017/10/31

利益確定売りで日経平均は反落して始まるも好業績株が買われ前日比ほぼ横ばい

為替
NY時間で次期FRB議長にやや利上げに慎重なパウエル理事が有力との見方やトランプ政権の税制改革の先行き不透明感などで米10年債利回りが低下したことを受けドル売りが強まり円高ドル安が進んだ流れを引き継ぎ31日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭ほど円高ドル安の1ドル=113円10銭台前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が反落して寄り付いた後下げ幅を拡大したことから円買いドル売りが優勢となりドル円は一時113円台を割り込んだ。その後日経平均が持ち直し下げ幅を縮小したことでドル円は113円台前半へ値を戻し小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=113円10銭。
株式(日経平均)
前日の米株安や円高が嫌気され利益確定売りが先行する形となり31日の東京株式市場では日経平均株価は前日比114円38銭安の21897円29銭と反落して寄り付いた。寄り後一時下げ幅を拡大する場面も見られたが売り一巡後は日銀のETF買い付けや企業業績の拡大期待から好業績銘柄に押し目買いが入り日経平均は徐々に下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比78円15銭安の21933円52銭で取引を終了した。後場はランチタイムの日経平均先物が下げ渋ったことから日経平均は前引けより下げ幅を縮小して寄り付いた後引き続き日銀のETF買い付けを意識した買いで底堅く推移した。大引けの日経平均株価は前日比0円6銭安の22011円61銭とほぼ横ばい。
貴金属
金先限帳入値は4628円(前日比+1円)。銀先限帳入値は61.1円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3364円(前日比+11円)。パラジウム先限帳入値は3415円(前日比-5円)東京金は小反発した。NY金高を受け小高く寄り付くも円高やドル建て現物相場の上昇一服に上値が抑えられ前日終値を挟んでもみ合う展開となった。プラチナはNY高を円高に相殺され続落して寄り付いた後はドル建て現物相場の堅調に後押しされ反発に転じた。
石油
原油先限帳入値は40720円(前日比+110円)。ガソリン先限帳入値は57020円(前日比+120円)。灯油先限帳入値は55230円(前日比+200円)。東京原油は小幅続伸した。NY原油高を受け買い優勢で始まった。寄り後は円高やNY原油夜間取引の軟調などから利益確定売りを誘い伸び悩んだものの11月末のOPEC総会を控え先高期待の押し目買い意欲も強く堅調に推移した。ガソリン、灯油も続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は192.8円(前日比-2.8円)。東京ゴムは3日続落した。上海夜間取引が小動きだったことから前日比横ばいで始まった。寄り後は円高を嫌気した売りに押され弱含みとなり直近の安値193.5円を下回ったことをきっかけに仕掛け的な売りで下げ幅を広げ一段安となった。その後日中取引の上海ゴムが寄り後下げ幅を縮小するにつれ東京ゴムも下げ止まりやや値を戻したものの戻りを売られ安値圏で軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21810円(前日比-70円)。大豆先限帳入値は47550円(前日比-210円)。コーンと大豆は続落した。コーンは円高に圧迫されたことや米産地で天候が改善したことを受け収穫が順調に進むとの思惑から目先の利益確定売りを誘った。大豆は相変わらずの薄商いの中、円高進行や弱気のテクニカル要因から売りが優勢となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7-9月期四半期雇用コスト指数(前期比)(予想+0.7% 前回+0.5%)
22:00米8月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)(予想6.0% 前回5.8%)
22:45米10月シカゴ購買部協会景気指数(予想60.0 前回65.2)
23:00米10月消費者信頼感指数(コンファレス・ボード)(予想121.4 前回119.8)

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