夕刊:2017/11/01

堅調な米経済と円安を背景に好業績株を物色する流れが継続、日経平均は大幅高となり年初来高値を更新

為替
NY時間でこの日発表された経済指標が予想を上回る強い内容だったことを受けドル買いが強まり円安ドル高が進んだ流れを引き継ぎ1日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭以上円安ドル高の1ドル=113円60銭台半ばで取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して寄り付いた後一段高したことや時間外取引の米10年債利回りが上昇したことで更に円売りドル買いが優勢となりドル円は113円90銭台へ上昇した。その後はドル買いが一服し113円90銭近辺でもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=113円83銭。
株式(日経平均)
前日の米株高と円安が追い風となり1日の東京株式市場では好業績銘柄中心に幅広い銘柄が買い優勢で始まり日経平均株価は前日比133円31銭高の22144円92銭と反発して寄り付いた。寄り後は昨日業績の上方修正を発表した東京エレクトロン、日東電工、ソニーなど電気機器の一角が上値追いの動きとなり日経平均は300円超上昇し一段高となった。この3銘柄だけで日経平均を100円以上押し上げ相場の上昇を牽引した。前引けの日経平均株価は前日比313円03銭高の22324円64銭で取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた後も好業績の輸出関連株を物色する流れが継続し日経平均は上げ幅を拡大した。大引けの日経平均株価は前日比408円47銭高の22420円08銭と大幅反発し、年初来高値を更新した。
貴金属
金先限帳入値は4648円(前日比+20円)。銀先限帳入値は61.1円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3401円(前日比+37円)。パラジウム先限帳入値は3470円(前日比+55円)東京金は小幅続伸した。NY金安とドル建て現物相場の軟調で小安く寄り付いた。その後円安による割安感から金を買う動きが強まりドル建て現物相場の反発で上げ幅を拡大した。プラチナはNY安を受け小反落して寄り付いた後はドル建て現物相場の上昇や円安に後押しされ上げ幅を大幅に拡大した。欧米を中心とした堅調な世界景気がプラチナの需要増加につながるとの見方も支援材料とされた。
石油
原油新甫帳入値は41210円(前日比-)。ガソリン先限帳入値は57620円(前日比+600円)。灯油先限帳入値は56130円(前日比+900円)。東京原油新甫限はNY原油高を受け堅調なスタートとなった。寄り後はAPI 発表の米週間在庫統計が強気の数字だったことからNY原油夜間取引が強含んだことや円安を背景に上値を試す動きとなった。ガソリン、灯油は大幅続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は198.4円(前日比+5.6円)。東京ゴムは4日ぶりに反発した。上海夜間取引の堅調や円安で買い優勢で始まった後日中取引の上海ゴムが寄り後上げ足を速め急伸したことで東京ゴムも上海ゴムに追随する形で買い進まれ一段高となった。このところ東京ゴムは続落傾向を強めていたことから上海ゴム高をきっかけに買い戻しを誘った模様。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21830円(前日比+20円)。大豆先限帳入値は48200円(前日比+650円)。コーンと大豆は反発した。コーンは小高く始まった後シカゴ夜間取引が小反発したことや円安が下支えとなり一時上げ幅を拡大したもののシカゴ夜間取引の伸び悩みで戻り売りに押され寄り付き近辺まで押し戻された。大豆は薄商いで玉次第とはいえ、円安、コーン高、シカゴ夜間取引高に支援され大幅反発し4日ぶりに48000円台を回復した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:15米10月ADP雇用統計(前月比)(予想19.6万人 前回13.5万人)
23:00米10月ISM製造業景況指数(予想59.4 前回60.8)
27:00米FOMC終了後政策金利発表

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