夕刊:2017/11/06

海外原油高や円安を受け、原油と石油製品が4桁超の大幅反発

為替
3日のNY為替市場でこの日発表された米10月の雇用統計が弱めの内容だったものの米10月ISM非製造業景況感指数が予想を上回ったことで円安ドル高となった流れを引き継ぎ6日の東京為替市場のドル円相場は3連休前の東京終値より30銭ほど円安ドル高の1ドル=114円台前半で取引を開始した。日中取引では時間外取引の米10年債利回りの上昇を背景にドルが買われドル円はじり高となった。114円50銭台を上回るとストップロスのドル買いを巻き込み一時ドル円は114円70銭台へ上昇した。その後ドル買いが一服し日経平均が上げ幅を縮小するに連れてドル円は114円30銭台へ押し戻された。15時15分現在、1ドル=114円30銭。
株式(日経平均)
先週末の米株式市場で主要3指数が揃って過去最高値を更新するなど堅調な相場展開となったことを受け6日の東京株式市場では寄付きからリスク選好の動きが継続し日経平均株価は前日比73円84銭高の22612円96銭と続伸して寄り付いた。寄り後は為替市場で円安が進んだことを受け自動車や機械など輸出関連株の一角が買われ日経平均は上げ幅を拡大し100円超の上昇幅となった。その後は円安が一服したことや香港など他のアジア株式が軒並み下落したことから利益確定を急ぐ動きとなり日経平均は上げ幅を縮小し一時マイナスに転じた。前引けの日経平均株価は前日比2円43銭高の22541円55銭で取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた後、債券市場での長期金利の低下が嫌気され銀行株が売られたことなどから日経平均は軟調な動きとなった。売り一巡後、日経平均は下げ渋り先日終値近辺での小動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比9円23銭高の22548円35銭と小幅に3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4650円(前日比-14円)。銀先限帳入値は62.0円(前日比-0.8)。プラチナ先限帳入値は3390円(前日比-25円)。パラジウム先限帳入値は3540円(前日比+3円)東京金は4日ぶりに反落した。NY金安を受け売り優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の弱含みで上値が抑えられたものの円安が下支えとなり下げ幅をやや縮小させた。プラチナはNY安を受け売り優勢で寄り付いた後はドル建て現物相場の軟調が重石となったものの円安で下げが一服し下げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は42070円(前日比+1350円)。ガソリン先限帳入値は58540円(前日比+1310円)。灯油先限帳入値は57020円(前日比+1280円)。東京原油は大幅反発した。NY原油高と円安を受け買い先行となった。寄り後はNY原油夜間取引高や円安に支援され堅調地合いを維持した。サウジアラビアで王子や閣僚などが汚職容疑で拘束されたことやベネズエラのデフォルト懸念などが手掛かり材料視された。ガソリン、灯油も原油主導で急反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は205.0円(前日比+5.2円)。東京ゴムは大幅続伸した。東京ゴム夜間取引終値より小高く寄り付いた後円安や日中取引の上海ゴムが寄り後上げ幅を拡大し14000元を回復したことをきっかけに東京ゴムも買い方に弾みがつく形となり205.2円まで急伸した。その後も堅調地合いを維持し高値圏でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21890円(前日比+10円)。大豆先限帳入値は47900円(前日比-300円)。コーンは小幅続伸、大豆は続落した。コーンはシカゴ安と円安を受け売り買い交錯し小幅高で寄り付いた後シカゴ夜間取引の堅調が下支えとなり小動きながら底堅く推移した。ただ、商いは低調で盛り上がりに欠けた。大豆はシカゴ急落を引き継ぎ続落して寄り付いた後小口の手仕舞い売りで下げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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