夕刊:2017/11/07

海外株高や好調な企業業績を背景に先高期待強まり日経平均は4日続伸、バブル後の最高値を更新

為替
NY時間で目立った経済指標の発表も無く材料難の中、米長期債利回りの低下を受け円高ドル安が進んだ流れを受け7日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭ほど円高ドル安の1ドル=113円80銭前後で取引を開始した。日中取引ではドル円は1ドル=113円80銭近辺で一進一退の動きで推移していたが日経平均が安寄り後反発に転じ上げ幅を拡大したことから円が弱含みとなりドル円は113円90銭台を付けた。午後は日経平均が一段高となるに伴い円がじり安基調となりドル円は114円近辺へ上昇した。15時15分現在、1ドル=114円00銭。
株式(日経平均)
7日の東京株式市場では為替市場での円高ドル安を受け利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比29円60銭安の22518円75銭と小反落して寄り付いた。寄り後は世界的な株高や好調な企業業績を背景に海外投資家中心に物色意欲が強く日経平均は売り一巡後押し目買いで反発に転じた。その後日経平均がバブル後の最高値を更新したことをきっかけに株価指数先物に買いが入りそれに伴い裁定取引に絡む現物株買いを誘い日経平均は一段高となり一時200円超の上げ幅となった。前引けの日経平均株価は前日比185円33銭高の22733円68銭で取引を終了した。後場は前引けより上げ幅を拡大して寄り付いた後前場からの堅調地合いを継続し日経寄与度が高い主力の値嵩株中心に上値追いとなり日経平均は上昇圧力を強めた。大引けの日経平均株価は前日比389円25銭高の22937円60銭と4日続伸しバブル後の最高値を更新した。
貴金属
金先限帳入値は4669円(前日比+19円)。銀先限帳入値は62.7円(前日比+0.7)。プラチナ先限帳入値は3406円(前日比+16円)。パラジウム先限帳入値は3536円(前日比-4円)東京金は反発した。NY高を受け買い優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の上げ一服や円高で上値が抑えられ寄り値近辺でのもみ合いで推移した。プラチナはNY高を受け買い優勢となり反発して寄り付いた後はドル建て現物相場の軟調が重石となって上げ幅が縮小した。
石油
原油先限帳入値は43180円(前日比+1110円)。ガソリン先限帳入値は59640円(前日比+1100円)。灯油先限帳入値は58110円(前日比+1090円)。東京原油は大幅続伸した。NY原油の大幅高を受け買い優勢で始まった後サウジアラビアの国内情勢やベネズエラのデフォルト懸念などを背景に先高期待の高まりで上げ幅を拡大し、連日の大幅上昇となった。ガソリン、灯油も海外高を受け大幅続伸し4桁超の上げ幅となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は206.0円(前日比+1.0円)。東京ゴムは4日続伸した。東京ゴム夜間取引とほぼ同値で寄り付いた後日中取引の上海ゴムが小動きで推移したことから東京ゴムは方向感が乏しくなり小幅な値動きで推移した。一時上海ゴムが節目の14000元を割り込んだことから東京ゴムも弱含みとなり下げに転じる場面もあったがその後切り返し小幅にプラス圏を維持した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21910円(前日比+20円)。大豆先限帳入値は48350円(前日比+450円)。コーンは小幅に4日続伸し、大豆は反発した。コーンはシカゴ安と円高を受け売り優勢で寄り付いた後9日の需給報告を控え様子見ムードが強く薄商いで動意に欠ける展開となった。大豆は人気離散傾向が強まる中、小口売りで小安く寄り付いたもののシカゴ高を背景に押し目を買われ反発に転じた後上げ幅を拡大した。
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