夕刊:2017/11/08

利益確定売りに押され日経平均は5日ぶりの小反落

為替
NY時間で米長期債利回りの低下を受けドルの上値が抑えられドル円が113円台後半で推移した流れを引継ぎ8日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円高ドル安の1ドル=113円70銭台後半で取引を開始した。日中取引では米上院が法人税減税を一年先送りすることを検討しているとワシントンポスト紙が報じたことからドル売りが優勢となりドル円は一時1ドル=113円60銭台へ下落した。その後ドル売りの流れが一過性となり日経平均が安寄り後下げ幅を縮小したことでドル円は113円80銭台後半まで値を戻し小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=113円90銭。
株式(日経平均)
8日の東京株式市場ではこのところ日経平均の上昇が続いていることから目先の過熱感が台頭したことや為替市場での円高進行を受け幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比87円69銭安の22849円91銭と反落して寄り付いた。寄り後はワシントンポスト紙の報道で円高が進んだことが嫌気され株価指数先物に売りが出たことをきっかけに先物主導で日経平均は下げ幅を拡大した。売り一巡後はソニーやファナックなど主力の値嵩株に押し目買いが入り日経平均は次第に下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比64円59銭安の22873円01銭で取引を終了した。後場は前引けよりやや下げ幅を拡大して寄り付いた後海外投資家などの押し目買いで日経平均は下げ渋りとなり底堅い動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比23円78銭安の22913円82銭と5日ぶりに小反落した。
貴金属
金先限帳入値は4659円(前日比-10円)。銀先限帳入値は62.3円(前日比-0.4)。プラチナ先限帳入値は3393円(前日比-13円)。パラジウム先限帳入値は3522円(前日比-14円)東京金は反落した。NY安を受け売り優勢で始まった後は手掛かり難で方向感が定まらず寄り値を挟んで小幅なレンジ内でのもみ合いで推移した。プラチナはNY安を受け売り優勢となり反落して寄り付いた後ドル建て現物相場の下げ一服で下げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は42600円(前日比-580円)。ガソリン先限帳入値は59140円(前日比-500円)。灯油先限帳入値は57730円(前日比-380円)。東京原油は3日ぶりに反落した。NY原油の小幅安や円高を受け利益確定売り先行で始まった。その後APIがNY引け後に発表した米石油週間在庫統計でガソリン在庫が予想に反し増加したことが嫌気されNY原油夜間取引が下落したことが重石となり安値圏でのもみ合いで推移した。ガソリン、灯油も原油安を受け反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.7円(前日比-1.3円)。東京ゴムは5日ぶりに反落した。上海夜間取引安と円高が嫌気され売り先行で始まり日中取引の上海ゴムが寄り後強含み夜間取引の下げ幅を縮小したことから東京ゴムも下げ渋りとなり東京夜間取引の終値(204.2円)を上回った後小安いながら底堅く推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21880円(前日比-30円)。大豆先限帳入値は48770円(前日比+420円)。コーンは5日ぶりの反落、大豆は続伸した。コーンはシカゴ安と円高を受け売り優勢で寄り付いた後小幅安のまま手掛かり難で動意薄となった。大豆はシカゴ高を背景に続伸して始まった後円高に上値が抑えられ上げ幅をやや縮小した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:00米MBA住宅ローン申請指数(前週比)(予想- 前回-2.6%)

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