夕刊:2017/11/09

利益確定売りと押し目買いが交錯し日経平均は乱高下

為替
NY時間で米税制改革の先行き不透明感でドルが売られドル円が一時113円40銭台へ下落した後米長期債利回りの上昇や株高を受け113円台後半へ持ち直した流れを引継ぎ9日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値と同水準の1ドル=113円90銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅反発し約26年ぶりの高値を更新したことで円が弱含みドル円は114円台へ上昇した。その後日経平均が急速に上げ幅を縮小しマイナスへ転じたことからリスク回避の円買いが強まりドル円は113円台半ばへ急落した。15時15分現在、1ドル=113円64銭。
株式(日経平均)
9日の東京株式市場では前日の米株式市場でNYダウが5日連続で最高値を更新したことが好感され好業績株や主力の値嵩ハイテク株など幅広い銘柄が買い優勢で始まり日経平均株価は前日比75円62銭高の22989円44銭と反発して寄り付いた。寄り後は好調な企業業績と世界的な株高を背景に外人投資家中心に買いが加速し日経平均は上昇基調を強めた。その後日経平均が節目の23000円を上抜けると株価指数先物へ大口の買いが入り、日経平均は上げ足を速め一段高となり400円超の上げ幅となった。前引けの日経平均株価は前日比454円34銭高の23368円16銭で取引を終了した。後場は昼休み時間帯に先物が伸び悩んだことから日経平均は前引けより上げ幅を縮小して寄り付いた。その後利益確定売りと押し目買いが交錯し日経平均が上下800円以上の幅で乱高下した後小幅安に落ち着いた。大引けの日経平均株価は前日比45円11銭安の22868円71銭と小幅に続落した。
貴金属
金先限帳入値は4672円(前日比+13円)。銀先限帳入値は62.4円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3405円(前日比+12円)。パラジウム先限帳入値は3589円(前日比+67円)東京金は反発した。NY高を受け買い優勢で始まった後は円安とドル建て現物相場の上げ一服で売り買いが交錯しもみ合いで推移した。プラチナも反発した。NY高を引継ぎ買い優勢となり反発して寄り付いた。その後ドル建て現物相場の上昇が一服したことから上値が抑えられ寄り値を挟んで小動きとなった。
石油
原油先限帳入値は42640円(前日比+40円)。ガソリン先限帳入値は59200円(前日比+60円)。灯油先限帳入値は57830円(前日比+100円)。東京原油は小反発した。NY原油安を円安に相殺され小確りで始まった。その後今月末のOPEC総会に向けた先高期待やNY原油夜間取引の反発に支援され上げ幅を拡大したものの株安による円の急騰で値を消す動きとなった。EIA週報でガソリン在庫が減少したことを手掛かりにガソリン、灯油も反発。
ゴム
ゴム先限帳入値は203.1円(前日比-1.6円)。東京ゴムは続落した。上海夜間取引高と円安が好感され小確りで始まった後日中取引の上海ゴムが寄り後上げ幅拡大したことで東京ゴムも一時強含みとなったもののその後上海ゴムが上げ一服となり節目の14000元を割り込むと東京ゴムも戻りを売られ下げに転じ弱含みとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21910円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は48190円(前日比-580円)。コーンは反発、大豆は反落した。コーンと大豆は今晩の需給報告の発表を前に様子見となる中、閑散商いで玉次第の動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.2万件 前回22.9万件)

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