夕刊:2017/11/10

米株安と円高が嫌気され利益確定売りが優勢となり、日経平均は大幅続落

為替
NY時間で米税制改革の先行き不透明感からドル売りが強まりドル円が113円09銭まで下落した後米10年債利回りの上昇で113円40銭台へ持ち直した流れを引継ぎ10日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭ほど円高ドル安水準の1ドル=113円40銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅続落して始まったことから円が強含み一時ドル円は113円30銭台を割り込んだ。その後日経平均の下げ止まりや時間外の米10年債利回りの上昇から円高が一服しドル円は113円50銭台へ切り返したあとは113円30~50銭台前半でのもみ合いとなった。午後は15時15分現在、1ドル=113円35銭。
株式(日経平均)
10日の東京株式市場では前日のNYダウが8日ぶりに反落したことを受けリスク選好の流れが一服し主力の値嵩ハイテク株や大型株中心に売りが広がったことから日経平均株価は前日比288円01銭安の22580円70銭と大幅続落して寄り付いた。寄り後は押し目買いで一時下げ幅を縮小する場面もあったが先物主導で戻りを売られ日経平均は再び下げ基調を強めた。前引けの日経平均株価は前日比316円65銭安の22552円06銭で取引を終了した。後場はランチタイムの日経平均先物が下げ渋ったことで日経平均は前引けより下げ幅を縮小して寄り付いた。その後は日銀のETF買い付け期待で日経平均は下げ渋りとなったものの週末の持ち高調整の売りで上値が重く戻りは限定的となった。大引けの日経平均株価は前日比187円29銭安の22681円42銭と大幅続落した。
貴金属
金先限帳入値は4669円(前日比-3円)。銀先限帳入値は62.1円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3414円(前日比+9円)。パラジウム先限帳入値は3563円(前日比-26円)東京金は小反落した。NY高を円高に相殺され小安く始まった後円高とドル建て現物相場の堅調が綱引きとなり寄り値近辺でのもみ合いで推移した。プラチナは続伸した。NY高を引継ぎ買い優勢となり続伸して寄り付いた。その後ドル建て現物相場の上昇が一服したことや円高に上値が抑えられ上げ幅が縮小傾向となった。
石油
原油先限帳入値は42840円(前日比+200円)。ガソリン先限帳入値は59370円(前日比+170円)。灯油先限帳入値は58080円(前日比+250円)。東京原油は続伸した。レバノン情勢を巡るイランとサウジアラビアの緊張の高まりを受けNY原油高となった流れを手掛かりに買い優勢で始まった。その後円高とNY原油夜間取引の軟調で上値が抑えられたものの先高期待の買いで上げ幅を拡大し底堅く推移した。ガソリン、灯油も続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は198.6円(前日比-4.5円)。東京ゴムは3日続落した。上海夜間取引安と円高が嫌気され売り優勢で始まった後日中取引の上海ゴムが寄り後弱含みとなったことから東京ゴムは下げ幅を広げ節目の200円を割り込み軟調に推移した。ただ、今日の上海ゴムの下げがそれほど大きくない割に東京ゴムは下げ過ぎ感が強いことから下値は堅いようにも思えた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21580円(前日比-330円)。大豆先限帳入値は47810円(前日比-380円)。コーンと大豆は大幅安。コーンと大豆は前日の需給報告の発表を受けシカゴが急落した流れを引き継ぎ売り優勢で始まった。寄り後は円高とシカゴ夜間取引安で上値が重く弱もち合いで推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)(予想100.9 前回100.7)

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