夕刊:2017/11/15

欧米株安と円高進行でリスク回避姿勢が強まり、日経平均は大幅続落

為替
NY時間で米株安と米債券利回りの低下やユーロ高ドル安でドルが全面安となった流れを引継ぎ15日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭ほど円高ドル安水準の1ドル=113円40銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅続落し安値圏で推移したことやドル安ユーロ高が円買いドル売りに波及したことから円買いが更に強まり一時ドル円は113円前半まで下落した。その後ドル円はやや値を戻し今晩の米10月CPI発表を控え様子見となり113円20銭前後でのもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=113円21銭。
株式(日経平均)
15日の東京株式市場では前日の欧米株安に加え円高進行など悪材料が重なったことからリスク回避姿勢が強まり幅広い銘柄が売り先行で始まり日経平均株価は前日比129円03銭安の22250円98銭と続落して寄り付いた。寄り後直ぐに株価指数先物を絡めて更に売りが加速し日経平均は一段安した後、機関投資家などからの押し目買いで下げ幅を縮小する場面もあったが戻りを売られ日経平均は下げ基調を強めた。前引けの日経平均株価は前日比208円93銭安の22171円08銭で前場の取引を終了した。前場終了時点での業種別株価指数は33業種全てがマイナスとなり全面安商状。後場の日経平均は前引けよりやや下げ幅を縮小して寄り付いた後も売りが継続し株価指数先物が売られたのをきっかけに下げ幅を拡大し本日の安値圏で引けた。大引けの日経平均株価は前日比351円69銭安の22028円32銭と大幅続落した。
貴金属
金先限帳入値は4648円(前日比-1円)。銀先限帳入値は61.8円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3383円(前日比-20円)。パラジウム先限帳入値は3481円(前日比-24円)東京金は小反落した。NY高を受け小幅高で寄り付いた後ドル建て現物相場は堅調だったものの円高に相殺され利益確定売りで上値が重くなり上げ幅を縮小した。プラチナは反落した。NY安と円高が嫌気され売り優勢で始まった。寄り後は円の高止まりとドル建て現物相場の弱含みが重石となり軟調な動きとなった。
石油
原油先限帳入値は41320円(前日比-1350円)。ガソリン先限帳入値は57890円(前日比-1320円)。灯油先限帳入値は56570円(前日比-1320円)。東京原油は大幅続落した。前日IEAが世界石油需要見通しを下方修正したことが嫌気されNY原油が急落したことを受け売り優勢となり4桁超の大幅安で寄り付いた。寄り後もNY原油夜間取引安と円高進行に上値が抑えられ下げ幅を拡大した。原油急落を受けガソリン、灯油は4桁超の大幅続落。
ゴム
ゴム先限帳入値は193.0円(前日比-9.0円)。東京ゴムは大幅反落した。14日に発表した中国の10月の鉱工業生産などの経済指標が低調だったことでロンドン市場のニッケルや銅などの非鉄金属相場が全面安となったことから同じ産業用素材としてのゴム相場にも連想売りが波及し上海ゴム夜間取引が急落した流れを映し大幅安で寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが夜間に比べ下げ幅を拡大したことで東京ゴムも上海ゴム安に連れて下げが加速し一段安した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21300円(前日比-230円)。大豆先限帳入値は47930円(前日比-30円)。コーンは4日続落、大豆は小幅続落。コーンはシカゴ安と円高で売り優勢で始まった後円の一段高で戻りが鈍く下値模索の動きとなった。大豆はシカゴ安と円高が嫌気され続落して始まった後シカゴ夜間取引が小反発したことから下げ渋り下げ幅を縮小した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)(予想+2.0% 前回+2.2%)
22:30米11月NY連銀製造業景気指数(予想25.1 前回30.2)
22:30米10月小売売上高(前月比)(予想+0.0% 前回+1.6%)

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