夕刊:2017/11/16

6日続落で下げ一巡感が台頭し押し目買い意欲強まり、日経平均は7日ぶりの大幅反発

為替
NY時間で米債利回りの低下や株安を受けドルが売られ円高ドル安となった流れを引継ぎ16日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値とほぼ同水準の1ドル=112円80銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が安寄りした後反発に転じたことや時間外取引の米10年債利回りが下げ止まったことなどからドルが買い戻されドル円は113円台へ上昇した。午後は日経平均の大幅高を背景に円が弱含みドル円は113円前半で底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=113円09銭。
株式(日経平均)
16日の東京株式市場では世界的な株安の流れを受けリスク回避姿勢の強まりから売りが優勢で始まり日経平均株価は前日比53円09銭安の21975円23銭と22000円の大台を割り込んで寄り付いた。寄り後日経平均は下げ幅を拡大し一時25日移動平均線(21941円)近辺まで下落したものの前日までに日経平均が6日続落し800円以上下落したことで売りが一巡したとの見方が広がり値ごろ感からの買い戻しや押し目買いが優勢となった。その後日経平均は反発に転じ短期筋からの先物買い主導で日経平均は上げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比182円12銭高の22210円45銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや上げ幅を縮小して寄り付いた後も時間外のNYダウ先物や他のアジア株式市場の堅調で投資家心理が改善し主力の輸出関連株などへの押し目買いが継続、日経平均はジリ高基調を強め一段高となった。大引けの日経平均株価は前日比322円80銭高の22351円12銭と7日ぶりに大幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4630円(前日比-18円)。銀先限帳入値は61.9円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3383円(前日比変わらず)。パラジウム先限帳入値は3474円(前日比-7円)東京金は続落した。NY安を受け売り優勢で始まった後ドル建て現物相場の軟調で上値が重かったが円高一服で押し目を買われ下げ渋る動きとなった。プラチナは前日比変わらず。NY高と円高が相殺され前日比同値で寄り付きドル建て現物相場の堅調や円高一服で地合いを引き締めやや上げ幅を拡大した後は小幅なレンジ内でのもみ合いとなった。
石油
原油先限帳入値は41830円(前日比+510円)。ガソリン先限帳入値は58370円(前日比+480円)。灯油先限帳入値は57040円(前日比+470円)。東京原油は大幅反発した。NY原油は続落したものの下げ幅を縮小して取引を終えたことや昨日の大幅安の反動から押し目買いが優勢となった。その後東京時間でNY原油夜間取引が小幅高で推移したことと円高一服が好感され上値を試す動きとなった。ガソリン、灯油も大幅反発。
ゴム
ゴム先限帳入値は191.1円(前日比-1.9円)。東京ゴムは続落した。上海ゴム夜間取引が続落したことを受けやや売りが優勢となり東京夜間取引の上げ幅を縮小させて寄り付いた。寄り後は買戻しで夜間取引の終値水準まで値を戻したが日中取引の上海ゴムが寄り後弱含んだことから東京ゴムは戻りを売られマイナスに転じた後安値圏でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21330円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は47880円(前日比-50円)。コーンは5日ぶりの反発、大豆は3日続落。コーンはシカゴ高を受け小高く始まった後薄商いで方向感に乏しい動きとなった。大豆はシカゴ高を受け反発して寄り付いた後商い低調で玉次第の中、小口の手仕舞い売りで下げに転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.5万件 前回23.9万件)
22:30米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想24.6 前回27.9)
22:30米10月鉱工業生産(前月比)(予想+0.5% 前回+0.3%)
24:00米11月NAHB住宅市場指数(予想67 前回68)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。