夕刊:2017/11/17

欧米株高を受け大幅続伸して始まるも急速な円高が重石となり、日経平均は上げ幅縮小

為替
NY時間で米債利回りの上昇や株高を受けドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ17日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値とほぼ同水準の1ドル=113円10銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まり一段高したことでドル円は底堅く推移したが113円台での円売りドル買いは限定的となった。その後FBIのモラー特別検察官が大統領選のトランプ陣営のメンバーに召喚状を送ったとの米ウォールストリートジャナールの報道や時間外取引の米10年債利回りが低下したことなどからリスク回避の円買いドル売りが優勢となりドル円は112円台半ばへ急速に軟化した。午後は112円50~60銭前後での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=112円59銭。
株式(日経平均)
17日の東京株式市場では前日の欧米株高でリスク選好の流れが強まり主力株中心に幅広い銘柄に買いを集め日経平均株価は前日比252円18銭高の22603円30銭と大幅続伸して寄り付いた。寄り後も買いが継続し日経平均は一時400円超上昇した。その後ワシントンポスト紙の報道を受け為替市場で一気に円高が進んだことをきっかけに日経平均は伸び悩みとなり急速に上げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比53円73銭高の22393円14銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより上げ幅を拡大して寄り付いた後利益確定売りに押され上げ幅を縮小し一時マイナス圏へ沈んだ。その後は前日終値近辺で一進一退の動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比45円68銭高の22396円80銭と小幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4629円(前日比-1円)。銀先限帳入値は62.0円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3389円(前日比+6円 )。パラジウム先限帳入値は3492円(前日比+18円)東京金は3日続落した。NY高を受け小高く始まった後ドル建て現物相場の上昇で堅調に推移していたが円高に圧迫され値を消す格好となり前日終値近辺での一進一退の動きで推移した。プラチナはNY高を受け買い優勢で寄り付いた後円高に上値が抑えられたもののドル建て現物相場の堅調が下支えとなり高もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は41100円(前日比-730円)。ガソリン先限帳入値は57610円(前日比-760円)。灯油先限帳入値は56310円(前日比-730円)。東京原油は大幅反落した。前日のNY原油安を映し売り優勢となった。その後カナダと米国をつなぐキーストーンパイプラインが最大級の原油流失を起こしたことが懸念されNY原油夜間取引が上昇したものの東京原油は反応が鈍くそれよりも円高進行が嫌気され下げ幅を拡大した。ガソリン、灯油も大幅反落。
ゴム
ゴム先限帳入値は190.3円(前日比-0.8円)。東京ゴムは3日続落した。東京夜間取引の終値よりやや上げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は買戻しで夜間取引の高値を一時上回ったが戻り売りに跳ね返され寄り付き近辺でもみ合いを続けた後日中取引の上海ゴムが寄り後やや弱含んだことや円高が嫌気され下げに転じ一時節目の190円を割り込み本日の安値圏で軟調な動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21220円(前日比-110円)。大豆先限帳入値は47640円(前日比-240円)。コーンは反落、大豆は4日続落。コーンはシカゴ安を受け小安く始まった後盛り上がりに欠ける商いの中、円高が圧迫材料となり下げ幅を拡大した。大豆はシカゴ夜間取引高を受け小口の買いで反発して寄り付いた後商い低調で玉次第となる中、円高が週末の手仕舞い売りを誘いマイナスに転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米10月住宅着工件数(前月比)(予想+5.6% 前回-4.7%)
22:30米10月建設許可件数(前月比)(予想+2.0% 前回-3.7%)

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