夕刊:2017/11/21

欧米株高と円安を背景にリスク選好の流れが強まり、日経平均は反発

為替
NY時間でこの日発表した米10月景気先行総合指数が予想を上回ったことが好感されたことや米債利回りの上昇と株高を受けドルが買い戻され円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ21日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭ほど円安ドル高の1ドル=112円60銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅反発して始まり堅調に推移したことからドル円は一時112円70銭まで強含んだ。その後はトランプ大統領が北朝鮮をテロ支援国家に指定したことやトランプ政権のロシア疑惑への警戒などでドルの上値が抑えられドル円は112円50~60銭台の狭いレンジ内での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=112円48銭。
株式(日経平均)
21日の東京株式市場では前日の欧米株高と円安が好感されリスク選好の流れが強まり幅広い銘柄が買い優勢で始まった。日経平均株価は前日比195円03銭高の22456円79銭と大幅反発して寄り付いた。寄り後もファナック、ソフトバンクなど日経寄与度の高い値嵩株が買われ日経平均を押し上げ一時300円以上上昇する場面もあった。その後はトランプ政権のロシア疑惑や北朝鮮リスクへの警戒で上値が抑えられ日経平均は上げ幅をやや縮小し、22500円を挟んでもみ合いとなった。前引けの日経平均株価は前日比226円62銭高の22488円38銭で前場の取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた後利益確定売りに押されやや上値の重い動きとなり日経平均は22400円台半ばでの膠着相場となった。大引けの日経平均株価は前日比154円48銭高の22416円48銭と反発した。
貴金属
金先限帳入値は4618円(前日比-21円)。銀先限帳入値は61.2円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3367円(前日比-36円)。パラジウム先限帳入値は3485円(前日比-4円)東京金は反落した。NYの急落を引き継ぎ売り優勢で始まった後ユーロ安が一服したことやドル建て現物相場の反発で下げ渋りとなった。プラチナも大幅反落した。NY大幅安を受け大幅反落して寄り付いた。その後ユーロ安一服でドル建て現物相場が小幅高となったことや円安が下支えとなり下げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は41750円(前日比-90円)。ガソリン先限帳入値は58170円(前日比-80円)。灯油先限帳入値は56840円(前日比-190円)。東京原油は小反落した。NY原油が調整安となったことから売り先行で始まった。その後円高一服やNY原油夜間取引の小幅高を受け下げ幅を縮小し一時プラス圏へ浮上するも戻りを売られ再度小幅安に転じたあとは小動きとなった。ガソリンと灯油も反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は190.0円(前日比+0.5円)。東京ゴムは5日ぶりの小反発。東京夜間取引の終値より安く寄り付いた後日中取引の上海ゴムが寄り後小甘くなったことから東京ゴムは軟調な動きとなったものの上海ゴムがやや弱含みながら小動きだったことで下げ幅は限定的で狭いレンジ内での小幅な値動きとなった。取引終盤にかけて上海ゴムが強含んだことから買戻しを誘い地合いを引き締めた。ただ、海外ゴム現物価格が今日も安値を更新している事もあり東京ゴムには底打ち感は無く手掛かり難で当面は下値模索の動きが継続するだろう。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21400円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は48010円(前日比-150円)。コーンは続伸、大豆は反落した。コーンはシカゴ高と円安を受け買い優勢で始まった後シカゴ夜間取引の反落で上値が重くなりやや上げ幅を縮小した。大豆はシカゴ安を受け小反落して寄り付き小口の買いで上げに転じた後シカゴ夜間取引の軟調で戻りを売られ弱含みとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米10月中古住宅販売件数(前月比)(予想+0.2% 前回+0.7%)

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