夕刊:2017/11/28

北朝鮮リスクの再燃や株安でリスク回避姿勢が強まり金、プラチナが堅調

為替
NY時間で北朝鮮情勢への警戒でリスク回避の円買いドル売りが進んだ流れを引継ぎ28日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=111円10銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が寄り後下げ幅を拡大したことから円買いが強まり一時ドル円は111円台を割り込んだ。その後日経平均が下げ幅を縮小し上昇に転じたことやダドリーNY連銀総裁のインフレ率が少々目標に達しなくても懸念しないとの発言が下支えとなりドル円は下げ渋り111円30銭台へ反発した。午後は日経平均が再度マイナス圏へ沈んだことからドル円はやや弱含み111円20銭近辺での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=111円18銭。
株式(日経平均)
28日の東京株式市場では前日外国為替市場で円高が進んだことや北朝鮮情勢に対する警戒で利益確定売りが先行するかたちとなり日経平均株価は前日比21円25銭安の22474円74銭と小幅続落して寄り付いた。寄り後は米株市場で半導体需要が落ち込むとの見方から半導体関連株が軒並み下落した流れを受け東京株式市場でも東京エレクなどの半導体製造装置関連株が弱含み日経平均は下げ幅を拡大した。売り一巡後に日銀のETF買い付けの思惑や上海株の下げ一服などから押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小し反発に転じた。前引けの日経平均株価は前日比37円73銭高の22533円72銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は先物主導で下げに転じ再度マイナス圏からのスタートとなった。その後は買い材料に乏しく小動きとなり前日終値近辺で上値の重い動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比9円75銭安の22486円24銭と小幅に続落した。
貴金属
金先限帳入値は4615円(前日比+6円)。銀先限帳入値は61.0円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3397円(前日比+29円)。パラジウム先限帳入値は3485円(前日比+23円)東京金は反発した。北朝鮮リスクの再燃でリスク回避姿勢が強まりNY高となった流れを引き継ぎ反発して寄り付いた後ドル安一服でドル建て現物相場が伸び悩んだことから上値が抑えられ寄り値近辺でのもみ合いとなった。プラチナは大幅反発した。NY高を引き継ぎ買い先行で始まった。その後北朝鮮リスクへの警戒やドル建て現物相場とパラジウムの反発に後押しされ上げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は41620円(前日比-360円)。ガソリン先限帳入値は58340円(前日比-370円)。灯油先限帳入値は56590円(前日比-220円)。東京原油は反落した。NY原油安と円高が嫌気され売り優勢で始まった後円高一服が下支えとなったもののNY原油夜間取引の軟調に下押されやや下げ幅を拡大し弱含みとなった。ガソリン、灯油は原油に連れ安した。
ゴム
ゴム先限帳入値は196.0円(前日比変わらず)東京ゴムは横ばい。上海ゴム夜間取引安と円高を受け小安く寄り付いた後日中取引の上海ゴムが動意に欠けた動きとなったことから東京ゴムは手掛かり材料難で上海ゴムの動きに連動するかたちとなり狭いレンジ内での往来相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21210円(前日比-10円)。大豆先限帳入値は47670円(前日比+160円)。コーンは4日続落し、大豆は5日ぶりの反発。コーンはシカゴ安と円高で小安く寄り付いた後薄商いで流動性低下が懸念され安もち合いとなった。大豆はシカゴ高を受け小幅高で寄り付いた後出来高低調で玉次第となる中、小口買いで上げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米9月ケース・シラー住宅価格指数(予想- 前回202.87)
24:00米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(予想124.0 前回125.9)
24:00米11月リッチモンド連銀製造業指数(予想14 前回12)

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