夕刊:2017/12/01

米株高を受け大幅続伸で始まるも米税制改革法案の採決延期で売り買い交錯し日経平均は上げ幅縮小

為替
NY時間で米税制改革法案への期待で米株が大幅高となり米長期債利回りが上昇したことから円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ1日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭近く円安ドル高水準の1ドル=112円60銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅続伸して始まったことを受けドル円は強含み一時112円70銭手前まで上昇した。その後米税制改革法案の上院本会議での採決が明日以降に持ち越されるとの報道で日経平均が上げ幅を縮小し下げに転じたことからドル円は急速に伸び悩み112円30銭台へ急落した。下げ一巡後にドル円はやや落ち着きを取り戻し112円半ばでのもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=112円50銭。
株式(日経平均)
前日の米株市場で米税制改革法案の進展が好感されNYダウが今年最大の上げ幅となった流れを受け1日の東京株式市場では投資家のリスク選好意欲が高まり輸出関連株をはじめ幅広い銘柄に買いを集め日経平均株価は前日比191円97銭高の22916円93銭と大幅続伸して寄り付いた。寄り後日経平均は250円以上上昇する場面もあったものの米税制改革法案の上院での採決を明日以降に先送りするとの報道をきっかけに利益確定売りが膨らみ日経平均は急速に上げ幅を縮小し一時下げに転じた。その後は売り買いが交錯し日経平均は前日終値近辺での一進一退の動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比0円85銭安の22724円11銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は小幅高で寄り付いた。その後は日銀がETFを買い付けるとの思惑から日経平均は堅調地合いを回復しジリ高となった。大引けの日経平均株価は前日比94円07銭高の22819円03銭と3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4602円(前日比-13円)。銀先限帳入値は59.6円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3406円(前日比-3円)。パラジウム先限帳入値は3550円(前日比-5円)東京金は続落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた後は下げ渋りとなったものの円安一服やドル建て現物相場の上値の重さから戻りは鈍く安値圏でのもみ合いとなった。プラチナは反落した。NY高と円安で小高く始まった。その後は円安一服や金の軟調で上値が重くなり小幅ながら下げに転じた。
石油
原油新甫帳入値は41600円(前日比-円)。ガソリン先限帳入値は58560円(前日比+90円)。灯油先限帳入値は57050円(前日比+140円)。東京原油は確り。NY原油高と円安でやや買い優勢で始まった。その後戻り売りに押され一時下げに転じたが円安とNY原油夜間取引の堅調で地合いを引き締め確りした動きとなった。ガソリン、灯油は原油高に支援され続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は203.5円(前日比+5.2円)東京ゴムは大幅反発した。円安が下支えとなり反発して寄り付いた後タイ南部で大規模洪水が発生したとの報で日中取引の上海ゴムが寄り後地合いを引き締め上げ幅を拡大したことから東京ゴムも上海ゴムに連れ高し200円台を回復、堅調となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21610円(前日比+120円)。大豆先限帳入値は47510円(前日比+230円)。コーンは3日続伸、大豆は反発した。コーンはシカゴ高と円安を受け続伸して寄り付いた。寄り後シカゴ夜間取引が堅調だったものの円安が一服したことから上値が抑えられ高値圏でのもみ合いとなった。大豆はシカゴ安と円安が綱引きとなり小高く寄り付くも円安一服で小口売りを誘い一時下げに転じた。その後は動意薄となり取引終了間際に小口買いでプラス圏へ浮上した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月ISM製造業景況指数(予想58.3 前回58.7)
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