夕刊:2017/12/07

前日の急落の反動でリバウンド狙いの買いが広がり日経平均は大幅反発

為替
NY時間で昨日の日経平均の急落や米10年債利回りの低下を受けリスク回避の円買いが強まり一時ドル円が111円台を付けたものの来週のFOMCでの追加利上げ観測や米税制改革案の成立期待などからドルが底堅い動きとなりドル円が112円20銭台へ切り返した流れを受け7日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭ほど円安ドル高水準の1ドル=112円30銭近辺で取引を開始した。日中取引では明日の米雇用統計の発表や来週のFOMCを控え積極的な取引が手控え気味となる中、日経平均が反発して始まり上げ幅を拡大したことからリスク回避の円買いが一服しドル円は112円台半ば近辺でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=112円53銭。
株式(日経平均)
前日トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定するとの発言で中東情勢の緊迫化が警戒され日経平均が急落したものの6日の米株式市場では東京市場に比べ冷静な反応となりNYダウは小幅ながら続落した一方でハイテク株に買いが入りナスダック指数が反発して引けたことで7日の東京株式市場では安心感が広がりハイテク関連の値嵩株や輸出関連株など幅広い銘柄にリバウンド狙いの買いが広がった。日経平均株価は前日比140円11銭高の22317円15銭と反発して始まった。寄り後も内需株や輸出関連株に買いが継続し相場全体を押し上げ日経平均は一段高となり一時300円近く上昇する場面もあった。前引けの日経平均株価は前日比280円70銭高の22457円74銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや上げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は22500円以上では利益確定売りに上値が抑えられたが日経平均は高値圏を維持し底堅く推移した。大引けの日経平均株価は前日比320円99銭高の22498円03銭と大幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4546円(前日比-13円)。銀先限帳入値は58.3円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3263円(前日比-46円)。パラジウム先限帳入値は3488円(前日比+31円)東京金は続落した。ドル建て現物相場の下落を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は来週のFOMCでの追加利上げ観測やドル建て現物相場の軟調で上値が抑えられた一方で円安が下支えとなり小幅安でのもみ合いとなった。その後取引終了間際にかけてドル建て現物相場の一段安を受け東京ゴムも下げ幅を拡大し今日の安値圏で引けた。プラチナは大幅続落。NY安を引き継ぎ売り優勢で始まった。寄り後は円安に支援され一時下げ止まったもののテクニカルの悪化で売り圧力が強く安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は40910円(前日比-640円)。ガソリン先限帳入値は57500円(前日比-680円)。灯油先限帳入値は56140円(前日比-780円)。東京原油は急反落した。NY原油が急落したことを受け売りが優勢となり大幅安で始まった。寄り後円安やNY原油夜間取引高を受けやや下げ幅を縮小した。ガソリン、灯油も急落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は207.0円(前日比+1.8円)東京ゴムは反発した。上海ゴム夜間取引が小幅高となったものの東京ゴムはやや売り物に押され続落して始まった。寄り後は来週にもタイ、インドネシア、マレーシアの主要3カ国による生産国会合が開催され輸出削減策について協議するのではと伝わったことを受け日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡大したことから東京ゴムも上海ゴムの上昇に連れ高するかたちで反発に転じ地合いを引き締めた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21770円(前日比+50円)。大豆先限帳入値は47750円(前日比-320円)。コーンは小反発、大豆は続落した。コーンはシカゴ安を受け小安く寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引が小幅高となったことから押し目買いを誘い小幅ながら反発に転じた。大豆はシカゴ安を映し小口の売りで続落して始まった後シカゴ夜間取引は反発したものの薄商いで反応は鈍く弱もち合いとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想24.0万件 前回23.8万件)

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