夕刊:2017/12/08

米株高と円安で投資家心理が改善し日経平均は大幅続伸

為替
NY時間で米株高や米10年債利回りの上昇でドルを買い戻す動きが加速しドル円が113円台を回復した流れを引継ぎ8日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より70銭ほど円安ドル高水準の1ドル=113円20銭近辺で取引を開始した。日中取引では米下院でつなぎ予算が可決され懸念されていた政府機関の閉鎖が回避されたことや日経平均が大幅続伸したことが好感され更に円安ドル高が進みドル円は113円30銭台後半へ上昇しもみ合いとなった。又、内閣府が発表した7-9月期GDP改定値が上方修正され株高を支援したことも円売りドル買いの流れを下支えした。15時15分現在、1ドル=113円39銭。
株式(日経平均)
8日の東京株式市場では米株式の堅調や円安を背景に投資家心理が改善したことを受け米株市場でハイテク株が買われた流れから東京市場でも半導体関連株や電機株など幅広い銘柄が買い優勢となり日経平均株価は前日比129円92銭高の22627円95銭と続伸して寄り付いた。寄り後もトランプ大統領がインフラ投資計画を年内に発表すると述べたことや本邦7-9月期GDP改定値の上方修正などが好感され不動産、紙パルプ、建設株などの内需株やインフラ関連株にも買いが膨らみ日経平均は一段高となった。前引けの日経平均株価は前日比274円50銭高の22772円53銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後も前場からの堅調地合いを維持し日経平均はじり高基調を強めた。大引けの日経平均株価は前日比313円05銭高の22811円08銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4544円(前日比-2円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3275円(前日比+12円)。パラジウム先限帳入値は3561円(前日比+73円)東京金は小幅に続落した。NY安を受け売り優勢で始まった。その後は円安やドル建て現物相場の堅調で買戻しを誘い下げ幅を縮小した。プラチナは6日ぶりに反発した。NY安を引き継ぎ続落して始まった後は円安とドル建て現物相場の反発で押し目買いが入り下げ幅を縮小し上昇に転じた。
石油
原油先限帳入値は41710円(前日比+800円)。ガソリン先限帳入値は58170円(前日比+670円)。灯油先限帳入値は56850円(前日比+710円)。東京原油は大幅反発した。NY原油高と円安が好感され買い先行で始まった。寄り後更に円安が進んだことから上値を試す動きとなり一段高となった。ガソリン、灯油も原油に連れ高となり急反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.1円(前日比-2.9円)東京ゴムは反落した。上海ゴム夜間取引の下落を受け売り優勢で始まった。寄り後は円安で下げ幅を縮小したが日中取引の上海ゴムが寄り後弱含みとなり14000元を割り込んだことで東京ゴムも地合いを緩め一時東京ゴム夜間取引の安値に接近した。その後上海ゴムが下げ止まり14000元を回復したことから東京ゴムも持ち直し寄り値を挟んでの小動きで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21850円(前日比+80円)。大豆先限帳入値は47700円(前日比-50円)。コーンは続伸、大豆は続落した。コーンはシカゴ安と円安が相殺され小高く寄り付いた。寄り後円安が進んだことやシカゴ夜間取引が小確りで推移したことなどから上げ幅を拡大し底堅く推移した。大豆はシカゴ安となったものの円安に下支えされ反発して始まった。寄り後買い物薄の中、戻り売りに上値が抑えられ小幅安に転じた後は動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月非農業部門雇用者数(前月比)(予想19.5万人 前回26.1万人)
22:30米11月失業率(予想4.1% 前回4.1%)
22:30米11月平均時給(前月比)(予想+0.3% 前回0.0%)
24:00米12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想99.0 前回98.5)

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