夕刊:2017/12/12

FOMCを控え利益確定売りが優勢となり、日経平均は4日ぶりの反落

為替
NY時間で米債入札が不調な結果となり米10年債利回りが上昇したことや米株高を受けドルが買われドル円が底堅い動きで推移した流れを引継ぎ12日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値と同水準の1ドル=113円50銭台で取引を開始した。日中取引では今晩のFOMCを控え見送りムードが広がり積極的な取引が手控えられる中、ドル円は小動きとなり113円台半ば近辺での膠着感の強い動きで推移した。15時15分現在、1ドル=113円44銭。
株式(日経平均)
12日の東京株式市場では米株高や円安でリスク選好の流れが継続したものの最近の株価上昇から目先の利益確定売りを誘い売り買い交錯し日経平均株価は前日比2円32銭安の22936円41銭と前日終値とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は12日からのFOMCを控え様子見ムードが広がる中、米長期金利の上昇を受けメガバンクなど金融株が堅調に推移し相場を下支えした一方で利益確定の売り圧力で上値が抑えられ日経平均は前日終値を挟んで一進一退の動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比5円48銭高の22944円21銭で前場の取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後今晩のFOMCを前に利益確定売りがやや優勢となり日経平均は下げ幅を拡大した。大引けの日経平均株価は前日比72円56銭安の22866円17銭と4日ぶりに反落した。
貴金属
金先限帳入値は4529円(前日比-20円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3252円(前日比-10円)。パラジウム先限帳入値は3576円(前日比+28円)東京金は反落した。NY安を受けて売り優勢で始まった。その後はドル建て現物相場の下げが一服したことが下支えとなりやや下げ幅を縮小した。NYでの爆破事件は余り材料視されなかった。プラチナは続落した。ドル建て現物相場の下落で売り優勢で始まった後金の下げ止まりからやや値を戻し小動きとなった。又、ロンドンのプラチナETFから資金が流出していることも弱材料となった。
石油
原油先限帳入値は43370円(前日比+1180円)。ガソリン先限帳入値は59890円(前日比+1280円)。灯油先限帳入値は58520円(前日比+1130円)。東京原油は大幅続伸した。北海油田のパイプラインの一部操業停止を受け欧米の原油相場が上昇した流れを受け大幅続伸して始まった。寄り後はNY夜間取引が続伸したことから東京原油も上値追いとなり一段高し4桁超の上げ幅となった。ガソリン、灯油も大幅続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.0円(前日比+1.0円)東京ゴムは反発した。上海ゴム夜間取引が小幅高となったことから買い優勢で始まった。寄り後は明日の3カ国会合を前に方向感が乏しい中、日中取引の上海ゴムが小確りで始まり上げ幅をやや拡大したものの東京ゴムの反応は鈍く伸び悩やんだことから戻りの鈍さを嫌気した売りに押され一時下げに転じた。その後は強弱感が対立し寄り値近辺での小動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21840円(前日比-110円)。大豆先限帳入値は47650円(前日比-80円)。コーンと大豆は反落した。コーンはシカゴ安を受け売り優勢で寄り付いた後今晩の需給報告を前に閑散商いとなる中シカゴ夜間取引が小反発したことから押し目買いを誘い下げ幅をやや縮小した。大豆はシカゴ安を受け小安く寄り付いた後は需給報告待ちで低調な商いとなり安もち合いとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月卸売物価指数(PPI)(前月比)(予想+0.3% 前回+0.4%)
22:30米11月PPIコア指数(前月比)(予想+0.2% 前回+0.4%)
28:00米11月月次財政収支(予想-1350億ドル 前回-632億ドル)
※米連邦公開市場委員会(FOMC)(12~13日)

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