夕刊:2017/12/13

米上院補欠選挙の結果を受けリスク回避の動きが強まり、日経平均株価は続落

為替
NY時間で米11月卸売物価指数が予想を上回る強めの数値となり米10年債利回りが上昇したことや米株高を受けドル円が底堅い動きとなった流れを引継ぎ13日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値と同水準の1ドル=113円50銭台で取引を開始した。日中取引では米FOMCの結果公表や米アラバマ州の上院補欠選挙の開票を控え様子見ムードが強くドル円は113円40~50銭台の狭いレンジでのもみ合いとなった。午後は米アラバマ州の上院補欠選挙で民主党議員に当確が出たことで共和党の議会運営に影響が出るとの見方からリスク回避のドル売り円買いが進みドル円は一時113円10銭台へ急落した。その後株式相場がやや持ち直し日経平均が下げ幅を縮小したことからドル円も113円30銭近辺へ値を戻した。15時15分現在、1ドル=113円32銭。
株式(日経平均)
13日の東京株式市場では米株式市場でNYダウが3日連続で最高値を更新したことでリスク選好の流れとなったものの今晩のFOMCやアラバマ州の上院選挙の結果待ちで買い手控えられ日経平均株価は前日比13円10銭高の22879円27銭と小幅高で寄り付いた。寄り後は米10年債利回りの上昇でメガバンクなどの金融株が堅調となり相場を下支えした半面ナスダック安で値嵩の半導体関連株が売り物に押され軟調に推移したことから日経平均は小幅安ながら弱含みとなった。前引けの日経平均株価は前日比59円69銭安の22806円48銭で前場の取引を終了した。後場はアラバマ州の米上院補欠選挙で民主党候補の当選が確実となったことを受けランチタイムの日経平均先物が急落したことから日経平均は前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後も先物に売りが継続し一段安となり日経平均は一時160円以上の下げ幅となった。売り一巡後は現物株の下げが一服し日経平均は22700円台半ばで膠着した値動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比108円10銭安の22758円07銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4521円(前日比-8円)。銀先限帳入値は57.5円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3208円(前日比-44円)。パラジウム先限帳入値は3575円(前日比-1円)東京金は続落した。NY安を受けて小安く始まった。その後はFOMCの結果公表前の手仕舞い売りなどで一時下げ幅を拡大したもののドル建て現物相場の下げ一服で押し目買いが入り下げ幅を縮小した。プラチナは大幅続落した。NY安を受け売り優勢となり続落して寄り付いた。寄り後は円高が圧迫要因となりテクニカル面での弱気の台頭で売りが加速し下げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は42290円(前日比-1080円)。ガソリン先限帳入値は58870円(前日比-1020円)。灯油先限帳入値は57450円(前日比-1070円)。東京原油は4桁超の大幅反落。NY原油安を受け利益確定売りが先行するかたちとなり大幅安で始まった。寄り後はAPI米週間在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことからNY原油夜間取引が反発したものの東京原油は前日大幅上昇した反動で戻り売り圧力が強くやや下げ幅を拡大し軟調な動きとなった。ガソリン、灯油も原油に追随し4桁超の大幅反落。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.2円(前日比+0.2円)東京ゴムは小幅に続伸した。上海ゴム夜間取引が小幅高となったことから前日終値と同水準で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが寄り後上げ幅を拡大するに連れ東京ゴムは上値追いとなったものの上げは一時的でその後戻り売りに押され伸び悩やんだ。取引中盤には上海ゴムが上げ幅を縮小し下げに転じると東京ゴムも地合いを緩めマイナス圏に沈んだ。その後は前日終値を挟んでのもみ合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21780円(前日比-60円)。大豆先限帳入値は47010円(前日比-640円)。コーンと大豆は続落した。コーンはシカゴ安を受け売り優勢で寄り付いた後シカゴ夜間取引が小高く推移したことから押し目買いが入り下げ幅を縮小した。大豆はシカゴ安を受け大幅安で寄り付いた後は薄商いで方向感が定まらず寄り値近辺で動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.4% 前回+0.1%)
22:30米11月CPIコア指数(前月比)(予想+0.2% 前回+0.2%)
28:30米イエレンFRB議長・会見
※米連邦公開市場委員会(FOMC)(12~13日)

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