夕刊:2017/12/14

FOMC後の円高進行が嫌気され、日経平均株価は3日続落

為替
NY時間で米11月の消費者物価コア指数が市場予想を下回り弱い数値となったことやFOMCで2018年は3回の利上げを予想し利上げペースが穏やかになるとの見通しが示されたことから米長期債利回りが低下したことを受けドル売りの流れが加速した。それ受け14日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より60銭ほど円高ドル安水準の1ドル=112円70銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が続落して始まりやや下げ幅を拡大したことでドルの上値が抑えられドル円は112円60~70銭台での狭いレンジ内でのもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=112円62銭。
株式(日経平均)
14日の東京株式市場では米株式市場でNYダウが4日連続で最高値を更新したものの為替市場で円高が進んだことが嫌気され日経平均株価は前日比58円77銭安の22699円30銭と続落して寄り付いた。寄り後は米長期債利回りの低下を受けメガバンクなどの金融株が軟調となり上値が抑えられた一方前日NY株式市場でIT/ハイテク株が買われた流れを映し東京エレクなど値嵩ハイテク株の一角に押し目買いが入ったことや内需株が買われ、一時日経平均はプラスに浮上する場面もあった。その後は売り買い交錯し日経平均は再び下げに転じ小幅安でのもみ合いを続けた。前引けの日経平均株価は前日比31円31銭安の22726円76銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後円高に圧迫され株価指数先物が売られたことで日経平均はじり安基調となり下げ幅を拡大し弱含みとなった。大引けの日経平均株価は前日比63円62銭安の22694円45銭と3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4546円(前日比-8円)。銀先限帳入値は58.7円(前日比+1.2円)。プラチナ先限帳入値は3225円(前日比+17円)。パラジウム先限帳入値は3583円(前日比+8円)東京金は3日ぶりに反発した。NY高を引き継ぎ買い優勢で始まった。その後はドル安を受けドル建て現物相場が上昇したことから上げ幅を拡大し堅調となった。プラチナは4日ぶりに反発した。ドル安進行でドル建て現物相場が上昇したことで売り方の買戻しが優勢となり反発して寄り付いた。寄り後は円高が重石となったもののドル建て現物相場や金の堅調が下支えし底堅い動きとなった。
石油
原油先限帳入値は41170円(前日比-1120円)。ガソリン先限帳入値は57850円(前日比-1020円)。灯油先限帳入値は56370円(前日比-1080円)。東京原油は4桁超の大幅続落。NY原油安と円高を受け大幅続落して始まった。寄り後NY原油夜間取引は小確りとなったものの円高が圧迫要因となり今晩IEAが発表する原油需要見通しを控え手仕舞い売りが膨らみ下げ幅を拡大した。ガソリン、灯油も4桁超の大幅続落。
ゴム
ゴム先限帳入値は205.3円(前日比+1.1円)東京ゴムは3日続伸した。上海ゴム夜間取引が小幅安となったことからやや売り優勢で始まった。寄り後は生産国による3カ国会合の結果待ちで見送り気分が強まる中、日中取引の上海ゴムが寄り後上げ幅を拡大したことから東京ゴムは下げが一服し反発に転じた。その後は3カ国会合で協議されている価格維持策への期待やタイの現物価格の上昇を背景に上海ゴムが堅調な動きとなったことから東京ゴムも底堅く推移し本日の高値圏でのもみ合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21760円(前日比-20円)。大豆先限帳入値は46990円(前日比-20円)。コーンと大豆は小幅に続落した。コーンはシカゴ高を円高に相殺され小安く寄り付いた。寄り後は買戻しでやや値を戻した後は明日の納会を前に見送り気分が強まり方向感に乏しい動きとなった。大豆はシカゴ高を受け買い先行で寄り付いた後は明日の納会を控え商い低調な中、シカゴ夜間取引安を受け玉整理の小口売りに押されマイナス圏へ沈んだ。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30欧ドラギECB総裁・会見
22:30米11月輸入物価指数(前月比)(予想+0.7% 前回+0.2%)
22:30米11月小売売上高(前月比)(予想+0.3% 前回+0.2%)
22:30米11月小売売上高(除自動車)(前月比)(予想+0.6% 前回+0.1%)

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